わが家は、約30坪・3LDKの和モダンな平屋です。
約20畳のLDKには、2.6畳の小上がり畳や格子スクリーン、木目の下がり天井などを取り入れました。
落ち着きのある和モダンな空間にしたくて、予算とのバランスを考えながらも、「ここだけは譲れない」と感じたポイントにはしっかりこだわっています。
今回は、わが家の和モダンリビングに取り入れた、
- 2.6畳・高さ30cmの小上がり畳
- 空間をゆるやかに仕切る格子スクリーン
- 間接照明を組み込んだ木目の下がり天井
- キッチン背面の大谷石柄クロス
- 木とグレーで統一した家具
について、実際の写真や暮らしてみて感じたこととあわせてご紹介します。
これから和モダンなリビングをつくりたい方や、30坪前後の平屋を検討している方の参考になればうれしいです。
2.6畳・高さ30cmの小上がり畳

リビングの一角には、2.6畳の小上がり畳スペースを設けました。
わが家の小上がり畳の主な仕様は、次のとおりです。
- 広さ:2.6畳
- 小上がりの高さ:30cm
- 畳の色:灰桜色
- 壁面:大きな収納スペース
- 窓:庭のイロハモミジが見える正方形の窓
小上がりの壁面には大きな収納を設けていますが、空間をできるだけ広く見せるため、収納の下を床から浮かせたデザインにしました。
正方形の窓から庭のイロハモミジが見えるところも、お気に入りのポイントです。
小上がり畳コーナーの詳細記事はこちら

小上がり畳は育児スペースとしても活躍
現在、小上がり畳は、おむつ替えやお昼寝、子どもの遊び場などの育児スペースとして活躍しています。
フローリングとは違って畳にはやわらかさがあるため、赤ちゃんを寝かせたり、床に座って一緒に遊んだりしやすいのもメリットでした。
小上がりの高さが30cmあるため、小さな子どもがいる時期には転落しないよう注意が必要ですが、日常的に腰掛けられる使いやすさを考えると、わが家では30cmを選んでよかったと感じています。



圧迫感を抑えて設置した格子スクリーン
小上がり畳の一部には、木製の格子スクリーンを取り付けました。

格子スクリーンは、和モダンな雰囲気をつくるうえで、家づくり当初から取り入れたいと考えていたものの一つです。
ただし、設置する位置によっては、リビングが狭く見えたり、圧迫感が出たりする可能性があります。
そこで設計士さんと何度も相談し、空間をゆるやかに仕切りながら、視線が奥へ抜ける位置に設置しました。
完全な壁で仕切るのとは違い、格子の隙間から光や視線が抜けるため、リビングと小上がり畳のつながりも感じられます。
一本の木でつながった格子デザインを採用
格子スクリーンは、中央に横方向の区切りが入っていない、上から下まで一本の木でつながったデザインを選びました。
すっきりと見えるだけでなく、木の存在感が出るため、空間にほどよい重厚感も加わっています。
格子スクリーンを取り入れたことで、リビング全体の和モダンな雰囲気がぐっと高まり、小上がり畳のアクセントにもなりました。
わが家の小上がり畳はリビングの一角にあるため、格子スクリーンを取り入れることで、リビングとの間にゆるやかな境界が生まれました。
完全に壁で仕切ることなく、ほどよく視線を遮ってくれるため、リビングとのつながりを保ちながらも、落ち着いて過ごせる空間になっています。
間接照明を組み込んだ木目の下がり天井
リビングの天井には、間接照明を組み込んだ木目の下がり天井を採用しました。

リビングの中でも特に目立つ場所になるため、木目調のクロスではなく、本物の木を使用しています。
木の自然な質感とぬくもりが加わり、和モダンらしい落ち着いた空間に仕上がりました。
間接照明だけで過ごす夜も
下がり天井には間接照明を組み込んでいます。

普段はリビングのメイン照明を使わず、この間接照明だけをつけて過ごすことも多いです。
天井や壁にやわらかい光が広がるため、夜は明るすぎず、落ち着いた雰囲気になります。
リビングでゆっくり過ごしたいときや、寝る前の時間にもぴったりです。
グレーのアクセントクロスとの相性もよかった
木目の下がり天井は、背面に採用したグレーのアクセントクロスともよく合いました。

また、リビングに入ったときに最初に目に入る壁一面に下がり天井を設けたことで、視線が奥へ向かい、部屋を広く見せる効果も感じています。
約20畳のLDKの中でも目を引くアクセントになり、わが家らしい和モダンリビングをつくるうえで、特に取り入れてよかったものの一つです。
キッチン背面に採用した大谷石柄クロス
家づくりを始めたころから、どこかに取り入れたいと思っていたのが大谷石です。
当初は、外壁に大谷石柄のタイルを採用する案も出ていました。
とても素敵で惹かれたものの、外観全体に与える印象が大きく、わが家には少し存在感が強いように感じました。
そこで、外壁ではなく、キッチン背面のアクセントクロスとして大谷石柄を取り入れることにしました。

クロスでも本物のタイルのような質感
実際に採用したのはクロスですが、少し離れた場所から見ると、まるで本物の大谷石タイルのように見える質感があります。

本物の石やタイルを施工するよりも予算を抑えながら、キッチンにほどよい重厚感を加えることができました。
主張が強すぎないため、木目の飾り棚や黒い家電との相性もよく、和モダンなLDK全体にも自然になじんでいます。
キッチン背面はリビングやダイニングからも見える場所なので、クロスを変えるだけでも空間全体の印象が大きく変わりました。

木とグレーで統一した和モダン家具
家具選びも、和モダンなリビングをつくるうえで大切にしたポイントです。

わが家では、次のような家具やインテリアを取り入れています。
- 直径115cmの丸い木製ダイニングテーブル
- 木製のダイニングチェア
- 木製のペンダントライト
- プリーツスクリーン
- 木とグレーを基調としたソファ
すべて高価なものをそろえたわけではありませんが、家具の色味や素材感をそろえることを意識しました。
木製家具のあたたかみと、グレーの落ち着いた色合いを組み合わせたことで、部屋全体に統一感が生まれています。
直径115cmの木製円卓
ダイニングテーブルには、直径115cmの木製円卓を選びました。

角のない丸い形は、木を多く取り入れた和モダンなリビングにもなじみやすく、空間をやわらかな印象にしてくれます。
わが家は3人家族なので、普段はゆったりと使用でき、4人で食事をするときにも十分な大きさです。

椅子と照明は憧れのデザインを手頃な価格で
ダイニングチェアとペンダントライトは、憧れていた家具や照明の雰囲気に近い、リプロダクト商品も取り入れています。

デザインや素材感にこだわりながらも、予算を抑えてリビング全体の雰囲気を整えることができました。
高価な家具だけにこだわらず、色味や形、木の質感をそろえることで、まとまりのある空間を目指しています。

プリーツスクリーンで和の雰囲気をプラス
リビングの窓には、カーテンではなくプリーツスクリーンを採用しました。

すっきりした見た目と、やわらかく光を取り込む質感が、格子スクリーンや小上がり畳ともよく合っています。
家具だけでなく、窓まわりにも和の要素を取り入れたことで、リビング全体の雰囲気を統一することができました。

和モダンリビングをつくるときに意識したこと
わが家が和モダンなリビングづくりで意識したのは、和の要素を取り入れすぎず、木とグレーを中心に全体をまとめることです。
小上がり畳や格子スクリーン、大谷石柄クロスなど、それぞれに存在感のあるものを採用しています。
そのため、家具やクロスの色を増やしすぎず、
- 木の自然な色
- グレー
- ブラック
- 畳の落ち着いた灰桜色
を中心にコーディネートしました。
和の要素を一か所に集めるのではなく、畳・格子・木目・石目などをリビング全体に少しずつ取り入れたことで、和風になりすぎない、落ち着いた和モダン空間に仕上がったと感じています。
30坪平屋の和モダンリビングで後悔した点はある?
小上がり畳や格子スクリーン、木目の下がり天井、大谷石柄クロスは、どれも取り入れてよかったと感じています。
現時点では、和モダンリビングのデザインについて、大きく後悔しているところはありません。
一方で、小上がり畳は高さが30cmあるため、小さな子どもがいる時期には転落に注意が必要です。
見た目だけでなく、
- 小上がりをどのように使いたいか
- 腰掛けやすい高さか
- 子どもが安全に過ごせるか
- 格子を設置しても圧迫感が出ないか
- 家具を置いたあとの通路幅を確保できるか
など、実際の暮らし方まで考えて高さや配置を決めることが大切だと感じました。
また、和モダンにしたいからといって和の要素を増やしすぎるのではなく、木目やクロス、家具の色味をそろえるだけでも、落ち着いた雰囲気をつくりやすいと思います。
まとめ|30坪平屋の和モダンリビングで取り入れてよかった工夫
わが家の和モダンリビングには、次のようなものを取り入れました。
- 2.6畳・高さ30cmの小上がり畳
- 空間をゆるやかに仕切る格子スクリーン
- 間接照明を組み込んだ木目の下がり天井
- キッチン背面の大谷石柄クロス
- 木とグレーを基調とした家具
- 和の雰囲気になじむプリーツスクリーン
リビングは、家族が自然と集まり、長い時間を過ごす場所です。
だからこそ、家づくりの中でも特にこだわり、自分たちが落ち着いて過ごせる空間を目指しました。
小上がり畳や格子スクリーンなど、やりたかったことを一つずつ取り入れたことで、見た目だけでなく、家族で心地よく過ごせる大好きなリビングになりました。
すべてに高価な素材や家具を使わなくても、こだわりたい場所を決め、木目や色味をそろえることで、統一感のある和モダン空間をつくることができます。
これから和モダンなリビングづくりをされる方や、30坪前後の平屋、小上がり畳のある間取りを検討している方の参考になればうれしいです。




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