わが家は、約30坪・3LDKの平屋にもうすぐ2歳になる娘と夫婦の家族3人で暮らしています。
家づくりで悩んだことのひとつが、寝室の広さでした。
「寝るための部屋だからコンパクトでもよさそう」と思う一方で、子どもと一緒に寝ることや、将来の在宅ワークスペースも考えると、どのくらいの広さが必要なのか迷いました。
わが家が採用したのは、収納スペースとは別に約6.5畳を確保した寝室です。現在はシングルベッド2台と添い寝用ベビーベッド「そいねーる」を並べ、家族3人で寝ています。
今の使い方には満足していますが、将来シングルベッドを3台並べる場合は、内開きのドアと干渉することに気づきました。
この記事では、約6.5畳寝室の現在のレイアウトと、ベッド2台・3台の配置案、実際に暮らして感じた使い心地や後悔ポイントをご紹介します。
※現在使っているのは「シングルベッド2台+そいねーる」です。ベッド3台などの図は、寸法をもとにした配置の検討案です。図の寸法はおおよその目安で、家具の外寸や設置条件によって変わります。

わが家の6.5畳寝室|広さと間取り
わが家の寝室は、約6.5畳+収納スペースです。

現在は約6.5畳の寝室に、シングルベッド2台とそいねーるを並べています
寝室部分の寸法は、約337cm×290cmです。収納部分などを含めると、部屋の形には少し凹凸があります。出入り口は開き戸と引き戸の2か所あり、2方向から出入りできる2way動線になっています。

寝室を計画するときは、リビングをできるだけ広く取りたかったため、寝室だけを大きくすることは考えていませんでした。
ただ、子どもが小さい間は家族で一緒に寝たいことや、将来はデスクを置きたいこともあり、約6.5畳を確保しました。
住んでみて感じるのは、寝室の使いやすさは、畳数だけでは判断できないということです。
同じ6.5畳でも、部屋の縦横の長さ、ドアの位置、収納の開け方によって、置ける家具や残る通路は変わります。わが家も、ベッドの幅だけでなくドアの開閉範囲まで考える必要がありました。
現在のレイアウト|シングルベッド2台+そいねーる
現在は、もともと使っていたシングルベッド2台の隣に「そいねーるラージ」を連結しています。


今の配置では、家族3人で寝るスペースを確保できており、寝室の広さに大きな不便は感じていません。
図の配置では、ベッドの足元に約70cm、そいねーるの横に約60cmのスペースを見込んでいます。出入り口や収納へ移動する場所を残せていることも、使いやすいと感じる理由です。
一方、窓側は約20cmと狭く、ベッドの周囲すべてにゆったりした通路があるわけではありません。
家族で寝る場所と、普段の出入りに必要なスペースを優先した配置になっています。
そいねーるについては、別の記事で使用感を詳しく紹介しています。

6.5畳にシングルベッド3台は置ける?
子どもの成長や家族構成の変化を考えると、将来は通常のベッドを追加する可能性もあります。
そこで、わが家の寝室にシングルベッドを3台並べた場合のレイアウトも考えてみました。
幅は収まる見込みでも、ドアに干渉する

シングルベッドを1台あたり幅約100cmとすると、3台で約300cmです。わが家の寝室は横幅が約337cmあるため、幅だけを見ると3台を並べられる計算になります。
ただし、これはフレームを含めたベッドの外寸によって変わります。
さらに、わが家では右側のベッドが内開きのドアの開閉範囲に入ってしまいます。窓側へ寄せても、開き戸を問題なく使える配置にはしにくいことが分かりました。
そのため、わが家の場合は、「3台を並べる余地はあるけれど、今と同じように2か所の出入り口を使えるわけではない」というのが、配置を検討して感じたことです。
引き戸から出入りできても、余裕のある配置ではない
わが家にはもうひとつ引き戸の出入り口があるため、開き戸側が使いにくくなっても、足元側から出入りする配置は考えられます。
ただ、3台を並べると寝室の大部分をベッドが占めます。側面を歩く余裕は少なくなり、シーツ交換や掃除のしやすさも変わる可能性があります。
6.5畳だからシングルベッド3台をゆったり置ける、という感覚ではありません。
実際にベッドを増やす際は、外寸だけでなく、収納の出し入れや窓の開閉、寝具を整えるときの動きも確認したいと思っています。
なお、約6.5畳の寝室でベッド3台を検討する場合も、畳数だけで同じ配置ができるとは限りません。部屋の縦横寸法と、家具を置いたあとに残るスペースを確認することが大切です。
ベッド2台なら、通路を確保しやすい
子どもが成長して子ども部屋で寝るようになったら、寝室はシングルベッド2台にする予定です。その場合は、余裕を持った配置も可能そうです。

図では、ベッドの左右にそれぞれ約75cm、足元に約68.5cmのスペースを見込んでいます。
実際に残る幅はベッドの外寸によって変わりますが、3台の配置と比べると、ベッドの両側から出入りしやすくなります。
わが家でも、シングルベッド2台を置く寝室としては、6.5畳で十分だと感じています。
子どもが小さい間は家族で寝る場所を優先し、子どもが自分の部屋で寝るようになったら、通路や別の用途に使う場所を増やす。そんなふうに、成長に合わせて配置を変えていく予定です。
後悔ポイント|将来のベッド配置とドアの向き
寝室について最も「もう少し考えておけばよかった」と感じているのが、ベッドを増やしたときの配置と、ドアの開く向きです。
家づくりのときに想定していたのは、シングルベッド2台と在宅ワークスペースでした。子どもが成長したあとに、シングルベッドを3台並べる可能性までは具体的に考えていませんでした。
そのため、ドアが内側へ開くことも、当時はあまり気にしていませんでした。

わが家の開き戸の外側は、すぐ近くに壁があり、人が頻繁に通る広い廊下ではありません。
外開きにできなかったか、あるいは引き戸にできなかったか、設計段階でもう少し検討しておけばよかったと感じています。もちろん、外開きにする場合は室外の動線との干渉も確認が必要です。
寝室の広さを決めるときに、現在の家具だけでなく、将来追加するベッドとドアの開閉範囲まで図面に書き込んでおけばよかったと思います。

2WAY動線は、子どもとの暮らしで便利だった
わが家の寝室には、洗面側から出入りする開き戸と、リビング側から出入りする引き戸があります。

家づくりのときは、寝室に出入り口が2つも必要なのか迷いましたが、暮らしてみるとどちらもよく使っています。
子どもが寝室で泣いたときも、そのとき自分がいる場所から近いドアを使って様子を見に行けます。寝かしつけや夜間のお世話など、寝室への出入りが多い時期にはとても便利です。
一方で、出入り口が2つあると、その分家具を置ける壁面は少なくなります。
2WAY動線の便利さと、家具配置の自由度の両方を考える必要があると感じました。
将来はシングルベッド2台+在宅ワークスペースに
子どもが自分の部屋で寝るようになったら、寝室の一角を在宅ワークスペースとして使う予定です。
家づくりの段階で確保したのは、幅約140cm・奥行約50cmのデスク設置スペースです。

現在は子ども部屋のひとつを在宅ワーク部屋として使っており、そこで使用しているデスクを、将来寝室へ移動できるように選びました。


造作カウンターを付けなかったのはよかった
ワークスペースにする予定の場所には、あらかじめダウンライトを設置しました。

一方、営業さんから提案していただいた造作カウンターは採用しませんでした。
入居時点ではすぐに使う予定がなく、固定したカウンターがあると、子どもが小さい間のベッド配置が制限されると考えたためです。
今はそいねーるを置いているので、照明とスペースだけを確保し、家具は必要になってから置く方法が、わが家には合っていました。
寝室の収納|ベッドを置いたあとの出し入れも大切
寝室には、大きな押し入れと小型のオープン収納を設けています。

押し入れには布団類や季節物の家電、スーツケースなどを、小型のオープン収納には使用頻度の低い衣類などを収納しています。
寝室と収納の広さのバランスには迷いましたが、今の配置では、寝る場所と収納の両方を確保できています。
ただ、ベッドを増やす場合は、収納の前に残るスペースも改めて確認が必要です。
扉を開けられても、大きな物を取り出しにくければ使いづらくなります。収納の容量だけでなく、物を出し入れするときの場所も残しておきたいと感じています。

参考案|同じくらいの広さでも、部屋の形で配置は変わる
ここまでは、わが家の寝室をもとにしたレイアウトをご紹介しました。
最後に、同じくらいの床面積でも、部屋の縦横の比率を変えると寝具の並べ方が変わる、という参考例をご紹介します。

この図は、わが家の約337cm×290cmとはほぼ同じ床面積になる、約370cm×264cmの部屋を仮定したものです。わが家の寝室でそのままできる配置ではありません。
横幅を広く取り、小上がり畳に幅100cmのシングル布団2枚と、幅140cmのダブル布団1枚を並べています。
寸法上は、こうした配置を考えられる場合もありますが、左右に残るスペースはわずかです。図では足元の床・通路も約41cmしかなく、寝具を敷くと床面の大部分が埋まり、窮屈さや圧迫感のある使い方になります。
布団の上げ下ろしや掃除、窓の操作、小上がりの段差を含めた出入りのしやすさも考える必要があります。
あくまで、「6.5畳ほどでも、部屋の形を工夫し、寝る場所を優先して詰めて使えば、こうした配置を検討できる可能性もある」という参考例です。
家族でゆったり過ごせる広さや、歩きやすい通路まで確保できる配置ではないため、採用する場合は実際の寝具の寸法と生活動線を十分に確認したいと思います。
6.5畳の寝室を計画するときに確認したいこと
わが家の経験から、寝室の広さを決めるときには、次の点を確認しておくとよかったと感じています。
- 現在と将来、それぞれ何人で寝る予定か
- ベッドや布団を何台・何枚並べたいか
- ベッドのフレームを含めた外寸はどのくらいか
- ドアや収納扉が寝具に干渉しないか
- 出入りや収納の出し入れに必要な場所が残るか
- シーツ交換や掃除、窓の開閉がしやすいか
- デスクを置く場合、椅子を引く場所も確保できるか
- コンセントや照明の位置が家具配置に合っているか
特に、ベッドは同じシングルサイズでも、フレームやヘッドボードによって外寸が変わります。
「マットレスが入るか」だけでなく、「家具を置いた状態で普段の動きができるか」まで確認することが大切だと感じました。
まとめ|6.5畳の広さには満足。将来の配置まで考えておきたかった
わが家では、約6.5畳の寝室にシングルベッド2台とそいねーるを並べ、家族3人で寝ています。現在の使い方では、大きな不便は感じていません。
リビングを広く取りたかったこともあり、寝室を6.5畳にしたこと自体には満足しています。
一方、シングルベッド3台の配置を考えると、内開きのドアとの干渉が課題になります。家づくりのときに、子どもの成長やベッドを増やす可能性まで具体的に考えておけばよかったと思います。
同じ6.5畳でも、部屋の形や出入り口によって配置の選択肢は変わります。
これから寝室を計画する方は、畳数だけでなく、使いたい寝具の寸法、ドアの開閉範囲、家具を置いたあとに残る通路まで、間取り図で確認してみてください。




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