家づくりでは、間取りや収納、外観のデザインなどに意識が向きがちですが、意外と迷うのが窓にシャッターを付けるかどうかです。
シャッターには、防犯や台風対策だけでなく、遮光、プライバシー対策、日差しの調整など、さまざまな役割があります。
わが家は平屋のため、リビングだけでなく、寝室や子ども部屋もすべて1階にあります。
そのため、防犯面を意識して、
- リビングの大きな窓には電動シャッター
- 寝室と子ども部屋には手動シャッター
を採用しました。
実際に2年間暮らした現在は、夜に使用していない子ども部屋を除き、リビングと寝室のシャッターを毎晩閉めています。
家づくり当時は防犯や防災を目的に採用しましたが、暮らしてみると、遮光や日差し調整にも役立ち、想像していた以上に使用頻度が高くなりました。
今回は、平屋に窓シャッターを付けて2年間暮らした実体験をもとに、メリット・デメリットや、電動と手動の使い分けについてご紹介します。
わが家がシャッターを取り付けた場所
わが家では、リビング、寝室、子ども部屋の窓にシャッターを取り付けています。

リビングには、大きな窓があるため、開け閉めの負担を考えて電動シャッターを選びました。
一方、寝室と子ども部屋の窓はリビングほど大きくないため、手動シャッターを採用しています。
実際に使ってみると、大きな窓は電動、小さめの窓は手動という使い分けが、わが家の暮らしには合っていました。
平屋にシャッターを付けてよかった理由
1階に寝室があるため防犯面で安心感がある
平屋のデメリットとまでは感じていませんが、寝室や子ども部屋も1階にあるため、窓が外から近い位置にあります。
特に夜間は、家族が眠る寝室のすぐそばに窓があるため、シャッターがあることで安心感が増しました。
完全な防犯対策ではありませんが、窓ガラスの外側にもう一枚壁があるように感じられ、安心して眠れています。
現在は、夜に使用していない子ども部屋以外、寝室とリビングのシャッターを毎晩閉めています。
2年間暮らした今では、シャッターを閉めることが夜の習慣になっており、平屋に採用してよかったと感じています。

賃貸を選ぶときも、なんとなく「1階は少し不安だから、2階や3階がいいな」と考えることがありますよね。平屋はすべての部屋が1階にあるため、シャッターがあることで安心感につながっています。
夜間のプライバシー対策になる
夜に室内の照明を付けると、昼間よりも外から室内の様子が見えやすくなります。
カーテンやプリーツスクリーンでも視線は遮れますが、シャッターを閉めることで、窓の外側からしっかり室内を隠すことができます。
とくに、道路や隣家から見えやすい窓がある場合は、防犯だけでなくプライバシー面でも安心感があります。
リビングや寝室は夜間も長く過ごす場所なので、シャッターを毎晩閉めることで、外からの視線を気にせず過ごせるようになりました。
リビングの大きな窓は電動シャッターで正解だった
ボタンひとつで毎日開け閉めできる
わが家のリビングには、高さ・幅ともに約2.4mある大きな掃き出し窓があります。

大きな窓はシャッター自体も重くなるため、手動にしていたら、毎日開け閉めするのが面倒になっていたかもしれません。
電動シャッターなら、ボタンひとつで開閉できます。
窓を開ける必要もなく、室内から操作できるため、暑い日や寒い日、雨の日でも負担がありません。
現在は毎晩シャッターを閉めていますが、電動だからこそ毎日無理なく続けられていると感じます。
大きな窓にシャッターを付ける場合や、毎日開け閉めする予定がある場合は、電動シャッターを検討するのがおすすめです。
朝も室内から簡単に開けられる
夜に閉めたシャッターは、朝になると室内のボタンで開けています。

コンパクトなリモコンなので我が家は飾り棚の一角に設けたリモコン置き場にサッと置いています。
カーテンや窓を開けてシャッターを持ち上げる手間がなく、忙しい朝でも簡単。
ボタンひとつで朝日が差し込み、気持ちよく一日を始められます。
初期費用は手動より高くなりますが、毎日使用する場所だからこそ、電動にしてよかったと感じています。
南向きリビングの日差し調整にも役立った
わが家のリビングは南向きで、大きな窓を設けています。
日当たりがよく、室内が明るいことは気に入っていますが、夏は強い日差しが室内に入り、暑く感じることがあります。
日差しが強い時間帯は、シャッターを途中まで下ろして光の入り方を調整することもできます。

採用前は防犯や台風対策を中心に考えていましたが、実際には日常的な日差し対策として使うことが出来ました。
夏場の南向きリビングは想像以上に日差しが強くなることもあるため、シャッターで光を調整できるのは便利でした。
現在はタープを設置したので、日中のリビングでシャッターを使う機会は減りましたが、日差しが強い時間帯にはシャッターを途中まで下ろして調整することもあります。

寝室はシャッターで昼寝と夜の明るさを調整
遮光カーテンを使わずシャッターで遮光している
1歳の娘を子育て中の現在、寝室のシャッターは昼寝でも夜の就寝時でも大活躍しています。
わが家の寝室では、遮光カーテンを使わず、シャッターで室内の明るさを調整しています。
シャッターは防犯目的で採用しましたが、暮らし始めてからは寝室の遮光対策としても欠かせない存在になりました。
昼寝と夜で閉める位置を変えられるため、時間帯に合った明るさに調整できます。
昼寝のときは少し閉めて薄暗くする
子どもが昼寝をするときは、夜間と区別するため、シャッターを完全には閉めず、下の方を少しだけ開けて室内をほどよく暗くしています。

カーテンだけでは、開けるか閉めるかの調整になりやすいですが、シャッターなら好きな位置で止められます。
そのため、真っ暗にはしたくない昼寝の時間にも使いやすいと感じています。
夜は完全に閉めて朝日を遮る
夜はシャッターを完全に閉めています。
子どもは夏になると、日の出が早くなるのに合わせて早起きすることがあります。
以前は朝日が入ると早い時間に起きてしまうことがありましたが、シャッターを閉めることで夏の早朝でも寝室を暗く保ちやすいため、子どもの早起き対策としても役立っています。
遮光カーテンを採用していなくても、シャッターがあることで必要な遮光ができており、寝室に付けてよかったと強く感じています。

寝室は手動シャッターでも使いやすかった
リビングは電動シャッターにして正解でしたが、寝室は手動でも使いやすいと感じています。
寝室では、昼寝のときは途中まで、夜は完全に閉めるなど、時間帯によってシャッターの位置を変えています。
手動シャッターは、手でサッと好きな位置まで動かせるため、細かな調整がしやすいです。

電動シャッターはとても便利ですが、開閉には少し時間がかかります。
急いでいるときは、少しもどかしく感じることもあるので、寝室のシャッターは手動にして良かったです!
寝室の窓はリビングほど大きくなく、重さもそれほど負担にならないため、現在も毎日使用できています。
すべての窓を電動にするのではなく、
大きくて毎日開閉するリビング窓は電動
比較的小さな寝室や子ども部屋の窓は手動
と使い分けたことで、費用と使いやすさのバランスを取ることができました。
子ども部屋にもシャッターを付けてよかった
現在、子どもはまだ子ども部屋では寝ていないため、子ども部屋のシャッターを夜間に閉めることはほとんどありません。
それでも、将来子どもが一人で自分の部屋に寝るようになったときのことを考えると、シャッターを付けておいてよかったと感じています。
平屋では、子ども部屋も1階になります。
子どもが寝ている部屋の窓が外と近いことを考えると、シャッターがあることは、親にとっても安心材料になります。
また、寝室と同じように、夏の早朝や外からの光を遮る目的でも使用できます。
今は使用頻度が低くても、子どもが成長して部屋を使うようになったときに役立つ設備だと考えています。

台風や強風時の飛来物対策になる
わが家がシャッターを採用した理由のひとつが、台風や強風への備えです。
わが家の地域は毎年台風の影響を受ける可能性があり、さらに高台に建っているため、普段から風が強い日があります。
強風時には、枝や小石、周囲の物が飛んできて窓に当たる可能性があります。
シャッターがあれば、窓ガラスの外側を覆うことができるため、飛来物対策として安心感があります。
幸い、これまで大きな被害を受けるような台風は経験していませんが、台風が近づいたときに窓を守る手段があることは心強いです。
窓シャッターを付けて感じたデメリット
シャッターは付けてよかった設備ですが、デメリットもあります。
初期費用がかかる
シャッターを採用すると、その分建築費用が上がります。
とくに電動シャッターは、手動タイプよりも費用が高くなります。
実際、減額のためにシャッターを付けない方も多くいると思います。
すべての窓を電動にすると負担が大きくなるため、毎日使う窓や大きな窓に絞るなど、優先順位を決めることが大切です。
外観のデザインに影響する
シャッターを取り付けると、窓の上部にシャッターボックスが付きます。
そのため、シャッターがない窓に比べると、外観が少しすっきりしなくなる場合があります。
わが家の場合は軒を採用したことで、シャッターボックスをすべて軒に埋め込めたため、シャッターボックスが目立ちにくく、外観への影響はほとんど気になりませんでした。

ただし、外観デザインに強いこだわりがある場合は、設計段階でシャッターボックスの見え方を確認しておくと安心です。
掃除の手間が増える
シャッターは屋外に設置されているため、砂やほこり、雨汚れなどが付きます。
頻繁に掃除する場所ではありませんが、いざ掃除をしようとすると、シャッターの溝や表面など、意外と手間がかかります。
窓だけでなく、シャッターも掃除する場所が増えることはデメリットです。
電動シャッターは故障や停電への備えが必要
電動シャッターは便利ですが、機械で動くため、将来的に故障や修理が必要になる可能性があります。
停電時の開け方も、商品によって異なります。
採用する場合は、停電時に手動で開閉できるか、非常時の操作方法はどうなっているかを、事前に確認しておくと安心です。
新築でシャッターを採用する前に考えたいこと
どの窓を毎日開け閉めするか
シャッターを付けるか考えるときは、まず、どの窓を日常的に使用するかを考えるのがおすすめです。
毎晩閉める予定の窓や、大きくて重い窓は、電動シャッターにすると使いやすくなります。
一方、使用頻度が低い窓や小さな窓であれば、手動でも十分な場合があります。

すべての窓に付けるのではなく、リビングなど必要性の高い場所に絞って採用し、費用とのバランスを取るのもよいと思います。
窓の大きさに合わせて電動と手動を選ぶ
わが家では、大きなリビング窓を電動、寝室と子ども部屋を手動にしました。
実際に2年間使ってみても、この使い分けには満足しています。
すべてを電動にすると費用が高くなりますが、すべてを手動にすると、大きな窓は開け閉めが負担になる可能性があります。
窓の大きさと使用頻度の両方を考えて選ぶことが大切です。

大きな窓に手動シャッターを付けると、重くて毎日の開閉が負担に感じることもあります。
寝室や子ども部屋の遮光方法を考える
寝室では、遮光カーテンを使うのか、シャッターで光を遮るのかを考えておくと、カーテン選びもしやすくなります。
わが家はシャッターで光を調整できるため、寝室に遮光カーテンを採用していません。
昼寝と夜で明るさを変えたい場合にも、シャッターは便利です。

遮光カーテンは厚手で重たい印象になりやすいため、寝室でも好きなカーテンを楽しみたい方には、シャッターもおすすめです。
平屋は防犯とプライバシー面も含めて検討する
平屋は寝室や子ども部屋も1階になるため、窓の位置や周囲からの見え方も確認しておきたいポイントです。
すべての平屋にシャッターが絶対必要というわけではありませんが、
- 外から近い窓か
- 人が出入りできる大きさか
- 夜間に使用する部屋か
- 道路や隣家から見えやすいか
- 子どもが将来寝る部屋か
といった点を考えながら、付ける窓を決めるとよいと思います。
まとめ|平屋のリビングや寝室にシャッターを付けてよかった
わが家では、防犯や台風対策を目的に、リビング、寝室、子ども部屋の窓にシャッターを取り付けました。
実際に2年間暮らした現在は、夜に使用していない子ども部屋を除き、リビングと寝室のシャッターを毎晩閉めています。
暮らし始める前は、防犯や防災のための設備というイメージが強かったシャッターですが、実際には、
- 夜間のプライバシー対策
- 南向きリビングの日差し調整
- 寝室の遮光
- 子どもの昼寝や早起き対策
など、日常生活のさまざまな場面で役立っています。
とくに、リビングの大きな窓を電動シャッターにしたことは正解でした。
手動だったら、重さや手間が気になり、毎日使用しなくなっていたかもしれません。
一方、寝室では手動シャッターを使い、昼寝のときは少し閉めて薄暗くし、夜は完全に閉めています。
場所や窓の大きさに合わせて、電動と手動を使い分けたことで、費用と使いやすさのバランスを取ることができました。
平屋だから必ずシャッターを付けなければならないわけではありません。
それでも、寝室や子ども部屋も1階にある平屋では、防犯やプライバシー、遮光まで含めて、シャッターを前向きに検討するのがおすすめです。
わが家にとっては、2年暮らした今も「付けてよかった」と感じる設備のひとつです。


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