30坪の和モダン平屋に住み始めて、約2年。
コンパクトながらも回遊動線があり、育児や家事がしやすく、住み心地にはとても満足しています。
そんな我が家ですが、住み始めてから一つだけ追加工事をお願いした場所があります。
それは、リビングの大きな窓にタープを取り付けるためのフックです。
もともと我が家のリビングの窓の先は駐車場につながっており、ウッドデッキや庭に面した窓ではありません。
家を建てた当時は、ここにタープやサンシェードを取り付ける予定はなく、専用のフックも設置していませんでした。
しかし実際に暮らし始めてみると、南向きのリビングに入る夏の日差しが、想像以上に強いことが分かりました。
さらに、まだ小さい娘がブラインドを触りたがる時期になり、ブラインドを少し上げて過ごす時間が増えたこともあり、
「窓の外側にタープを付けられたら、日差し対策にも目隠しにもなりそう」
と思うようになりました。
この記事では、約240cm角の大きな窓に、ほぼ垂直に近い角度でタープを取り付けた我が家の実例を紹介します。
タープ選びやサイズオーダー、磁石フックで失敗したこと、外構業者にフックを取り付けてもらった方法など、試行錯誤した内容をまとめました。
タープをほぼ垂直に取り付けることにした理由
タープを取り付けている実例を探してみると、ウッドデッキや庭に面した窓から、斜めに張っているケースがほとんどでした。

一方、我が家の窓の前にあるのは、約85cm幅の砂利スペースと、その先の駐車場です。

タープを大きく斜めに張れるほどの奥行きがないため、設置するなら窓に沿うような、ほぼ垂直に近い形になります。
ところが、同じような取り付け方の実例があまり見つからず、
- ほぼ垂直に張ると不格好にならないか
- タープよりも、すだれの方がよいのか
- 大きな窓に合うサイズはあるのか
- リビングが暗くなりすぎないか
と、かなり悩みました。
実際にAIでタープやすだれなどを取り付けたイメージ画像も作り、見た目を比較して検討しました(笑)

最終的には、
・窓に合わせてサイズオーダーすること
・リネン風で透け感のある素材を選ぶこと
・完全な垂直ではなく、可能な範囲で少し角度を付けること
を意識して、タープを設置することにしました。
我が家の窓まわりのサイズ

- 窓:約240cm×240cm
- 窓から駐車場までの砂利部分:約85cm
- 軒の出:約80cm
- 地面から窓まで:約60cm
奥行きが限られているため、一般的なタープのように大きく斜めに張ることは難しく、垂直に近い角度で設置する必要がありました。
タープ選びで重視した条件
タープを探す際に重視したのは、次の点です。
- 外構や外壁になじむグレー系
- リビングが暗くなりすぎない、やや透け感のある素材
- 既製品で合わなければサイズオーダーができるもの
- 大きな窓に合わせて設置できるもの
- 複数のハトメがあり、5か所程度で固定できるもの
特に悩んだのが、サイズと生地の質感でした。
窓が大きいため、既製サイズでは小さすぎたり、反対に大きすぎたりして、窓に対して中途半端な見た目になってしまいます。
また、一般的なサンシェードに多い、厚くビニール感のある生地では、外から見たときに重たい印象になりそうなのも気になりました。
選んだのは1cm単位でサイズオーダーできるタープ
我が家が選んだのは、1cm単位でサイズオーダーできるリネン風のタープです。
既製品でも探しましたが、窓に合うサイズがなかなか見つからなかったため、最終的にオーダーサイズを選びました。
横幅は窓枠いっぱいに合わせ、縦の長さは、タープを張ったときに窓全体が隠れるよう、窓より約50cm長くしました。
リネン風のナチュラルな素材感が決め手

このタープを選んだ一番の理由は、サンシェードでは珍しいナチュラルなリネン風の素材感です。
サンシェードは厚くてビニールっぽい生地も多いですが、こちらはほどよい透け感があり、見た目も軽やかです。
カラーはホワイト・ベージュ・グレーがあり、我が家は外構や外壁に合わせてグレーを選びました。
どのカラーも主張が強すぎず、ナチュラル系や和モダンの外観にも合わせやすい色合いだと思います。
遮光率85%でもリビングが暗くなりにくい

遮光率は85%。
強い日差しを遮りながらも、完全に光を遮断する生地ではないため、タープを付けてもリビングが暗くなった印象はありません。
窓を開けて使用すると、風もしっかりと入ってきます。
真鍮色のハトメやロゴなど、細部までおしゃれに作られているため、我が家のように道路や駐車場から見える場所にも取り付けやすいデザインでした。
完全防水ではない点には注意
撥水等級は3で、完全防水ではありません。
我が家は軒下に設置しているため、台風や強風、大雨の日以外は基本的に付けたまま使用していますが、設置場所や天候によっては取り外しが必要です。
特に大きなタープは風を受けやすいため、強風時には必ず状態を確認し、無理に付けたままにしないことが大切です。
タープフックをどう取り付けるかで悩んだ
我が家は、家を建てたときにタープ用のフックを設置していませんでした。
そのため、次の3つの方法を検討しました。
- 自分たちで軒にタープフックを取り付ける
- 強力磁石フックをシャッター部分に取り付ける
- ハウスメーカーや外構業者に工事を依頼する
自分たちで取り付ければ、フック代の数千円程度で済みます。
ただし、軒や外壁に自分で穴を開けるのは、住宅を傷つける可能性もあり、完全に自己責任となるため不安がありました。
そこで最初は、穴を開けずに設置できる強力磁石フックを試してみることにしました。
耐荷重約60kgの強力磁石でも風で落ちた
購入したのは、耐荷重58kgと記載のカラビナ付きの強力磁石です。
埋め込みシャッター部分が磁石の付く素材だったため、磁石フックを5個取り付け、そこにタープを固定しました。
磁石自体はかなり強力で、手で外そうとしても簡単には動きません。
しかし、実際にタープを張ってみた結果は風が吹くと磁石ごと落ちました・・・
商品レビューにも同様の意見があったため少し心配していましたが、風の強い地域にある我が家では、強力磁石でも大きなタープを支えきれませんでした。
磁石の耐荷重は、必ずしも風で繰り返し引っ張られる状況での使用を保証するものではありません。
風が穏やかな場所や、小さなタープであれば使える場合もあるかもしれませんが、大きな窓に大判のタープを取り付ける方法として、我が家では磁石フックは使えませんでした。
外構業者にタープフックを取り付けてもらった
磁石での設置を諦め、最終的には外構業者にタープフックの取り付けをお願いしました。
費用はかかりましたが、結果としてはプロに依頼して本当によかったと感じています。
工事では下地を確認するだけでなく、実際にタープを仮止めしながら、2人がかりで細かく位置を調整してくれました。
フックはハトメより少し外側に設置
タープは真下に垂らすよりも、左右に少し引っ張って張った方が、たるみが減って見た目がきれいになります。
そのため、フックはタープのハトメと同じ位置ではなく、ハトメより少し外側に取り付けてもらいました。

このひと手間を加えたことで、タープが横方向にもしっかり張られ、たわみが減って見た目もすっきりしました。
フックとタープの間に結束バンドを使用
当初は、タープのハトメと壁側のフックを、カラビナで直接つなぐ予定でした。
しかし業者さんから、フックとタープの間にひもなどを挟んだ方が、
- 風の力が直接伝わりにくい
- 取り付けたときの見た目が整いやすい
- タープを張る位置を微調整しやすい
と教えてもらいました。

今回は簡易的に黒い結束バンドを使用してもらいましたが、見た目も想像以上に自然だったため、現在もそのまま使用しています。
自分たちで取り付けていたら、おそらく窓枠に合わせてフックを均等に付け、カラビナを直接引っ掛けていたと思います。
タープを少し外側に引っ張ることや、間にひもを挟むことまでは考えていなかったため、プロに相談して正解でした。
タープの下側はペグで3か所固定
下側の固定方法についても悩みました。
窓の真下に固定すると完全な垂直になり、少し不格好に見えそうだったため、できる限り角度が付くように、砂利スペースの手前の方にペグを打ちました。
こちらも、真下に固定するより、少し外側へ引っ張るように留めた方が、たるみが出にくく見た目もきれいに仕上がります。

タープの下側は3か所固定しています。
使用しているペグは、もともと家にあった長さ約10cmのものです。
業者さんからは、より長いペグに替える方法や、おもりタイプの固定具を使う方法も提案されましたが、今のところは問題なく使えています。
念のため、ペグが抜けにくいように、庭の石を上に置いて固定しています。
ほぼ垂直にタープを張った完成後の見た目
実際に取り付けた写真がこちらです。

設置前は、ほぼ垂直にタープを張ると不格好にならないか心配していました。
しかし、窓に合わせてサイズオーダーしたことと、重たい印象になりにくいリネン風の生地を選んだことで、外観にも自然になじみました。
完全な垂直ではなく、下側を砂利スペースの手前まで引っ張って少し角度を付けたことも、すっきり見えるポイントだったと思います。
一般的なタープのように大きく斜めには張れていませんが、限られたスペースでも、タープを張れて良かったです。
タープを付けて感じた効果
最近は夏日も増え、日中の気温が高くなってきました。
タープを取り付けてからは、窓に直接当たる日射が遮られたことで、太陽光による窓際の暑さがかなり軽減されたように感じます。一方で、生地にはほどよい透け感があるため、リビングが暗くなった印象はありません。
強い日差しだけを和らげ、室内にはやさしい光が入ってくるようになりました。
ブラインドを上げていても目隠しになる
娘がブラインドを触りたがる時期のため、現在はブラインドを少し上げて過ごすことが多くなっています。
以前は、ブラインドを上げると駐車場側から室内が見えやすいことが気になっていました。
タープを付けてからは、日差し対策と同時に目隠しとしても役立ち、日中のプライバシーを確保しやすくなりました。
夜は外から室内が見える可能性がある
注意したいのは、夜の見え方です。
今回選んだタープは、少し透け感のある生地です。
夜間はタープのみだと、外から中が少し見えやすくなる可能性があります。
人通りのある場所や道路に面した窓に設置する場合は、夜はカーテンやブラインドを閉めるなど、別の目隠し対策も必要です。
まとめ|ほぼ垂直でもサイズと素材を選べば自然に設置できた
我が家では、約240cm×240cmの大きなリビング窓に、ほぼ垂直に近い角度でタープを取り付けました。
設置前は、垂直に張ると不格好にならないか心配していましたが、
- 窓に合わせてサイズオーダーする
- リネン風で透け感のある生地を選ぶ
- 左右に少し引っ張って張る
- 下側をできる限り手前に固定して角度を付ける
- 取り付け位置をプロに相談する
といった工夫によって、外観になじむ仕上がりになりました。
また、強力磁石フックも試しましたが、風の強い我が家ではタープを支えきれませんでした。
費用はかかったものの、下地や安全性、見た目まで考えると、外構業者にタープフックの取り付けをお願いしてよかったと思っています。
タープを取り付けてからは、南向きの窓から入る強い日差しが和らぎ、窓際の暑さも軽減しました。
日中は目隠しにもなり、ブラインドを少し上げた状態でも過ごしやすくなっています。
ウッドデッキや広い庭がなくても、窓まわりのスペースや取り付け方を工夫すれば、タープを設置できる場合があります。
大きな窓の日差し対策をしたい方や、タープを斜めに張るスペースがない方の参考になればうれしいです。


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