家づくりの際、リビングの顔にもなるキッチン選びはとても悩みますよね。
毎日使うキッチンだからこそ、「できるだけ好きなものを選びたい」「長く使う場所なので妥協したくない」と考える方も多いのではないでしょうか。
家づくり中は減額を意識することも多かった我が家ですが、毎日使うキッチンに関しては、とことん好きなものを選びました。
結果、我が家が採用したのは LIXILのリシェルSI。
見た目のおしゃれさと使いやすさから人気のあるキッチンなので、家づくり中に一度は候補に入れた方も多いと思います。
1年半ほど実際に使ってみて、見た目・使いやすさ・お手入れのしやすさ、どれをとっても
「リシェルSIにして本当に良かった」と感じています。
今回は、家づくり中に候補にしていたキッチンや、わが家がリシェルSIを選んだ理由、採用した仕様、1年半使って感じたメリット・気になる点をまとめます。あわせて、キッチン背面に採用したアレスタのカップボードも紹介します。
家づくりで候補にしたキッチン
我が家がキッチン選びで候補にしていたのは、主にこちらの4つです。
- トクラス コラージア
- キッチンハウス
- グラフテクト
- LIXIL リシェルSI
どれも魅力的でかなり迷いましたが、それぞれ特徴が少しずつ違いました。
トクラス コラージア|機能性と価格のバランスが魅力
最初に営業さんにおすすめされたのは、トクラスのコラージアでした。
トクラスは人造大理石のキッチンで有名なメーカーで、コラージアも汚れ・キズ・熱・衝撃に強い人造大理石ワークトップが魅力。
見た目もすっきりしていて、機能性も十分。
さらに我が家の場合は、トヨタホームと提携していたこともあり、比較的お得に取り入れやすいキッチンでした。
価格と機能のバランスを考えると、かなり現実的な候補。
ただ、我が家はキッチンをリビングからよく見える場所に配置していたため、機能性だけでなく、見た目の重厚感やインテリア性も重視したいという気持ちが強くなっていきました。
キッチンハウス|おしゃれで憧れるオーダーキッチン
次に候補に上がっていたのが、キッチンハウスです。
キッチンハウスはSNSで見かけることも多く、やはりおしゃれだなというのが第一印象。
オーダーキッチンならではの自由度の高さや、家具のような美しいデザインが魅力で、LDK全体の雰囲気をぐっと格上げしてくれるような存在感があります。
見た目は本当に素敵で憧れもありましたが、我が家はもともとLIXILのリシェルSIもかなり気になっていました。
セラミック天板の丈夫さやデザイン性など、リシェルSIにも惹かれるポイントが多く、比較していく中でキッチンハウスは費用面でも少し上がる印象でした。
そのため、価格と見た目、機能性のバランスを考え、キッチンハウスは採用しませんでした。
グラフテクト|キッチンハウスの姉妹ブランドで見た目も◎
キッチンハウスとあわせて候補にしていたのが、グラフテクトです。
グラフテクトは、キッチンハウスの姉妹ブランド。
キッチンハウスに比べると選べる範囲はある程度パッケージ化されていますが、その分価格は抑えやすく、家具のようなおしゃれなキッチンを取り入れやすいのが魅力です。
レイアウトやカラーの雰囲気もとても素敵で、SNSで人気なのも納得。
ただ、我が家の場合はハウスメーカー経由での採用条件や価格、オプションなどを比較していく中で、最終的にはリシェルSIの方がバランスが良いと感じ、こちらも採用にはいたりませんでした。
我が家が選んだのはLIXILのリシェルSI
いろいろ候補も上がりましたが、我が家が採用したのはもともと気になっていたLIXILのリシェルSIです。
決め手になったのは、なんといってもセラミック天板の丈夫さと見た目のかっこよさ。
リシェルSIは、焼き物ならではの質感があるセラミックトップが特徴で、キッチン全体に重厚感があります。
我が家は和モダン寄りの平屋なので、黒のセラミック天板が空間にとてもよく合いました。
見た目の満足度はかなり高く、我が家にとっては価格・デザイン・機能性のバランスがちょうど良いキッチンでした。
我が家のリシェルSIの仕様
我が家が採用したリシェルSIの仕様はこちらです。
・キッチンサイズ:長さ247cm
・奥行き:97cm
・高さ90㎝

1年半使用してみて、作業台の広さや収納力は申し分なし。
作り置きをまとめて作ったりするときも、広々使えてとても便利です。
高さは、夫婦の身長と、普段からスリッパを履いてキッチンに立つことを考慮して、少し高めの90cmにしました。
キッチンの高さは、毎日の料理のしやすさにかなり関わる部分。
身長に合っていると、作業中に腰が痛くなりにくく、料理も格段にしやすく感じます。
一般的なキッチンの高さの目安は、
身長÷2+5cmと言われています。
我が家はスリッパを履くことも考えて90cmにしましたが、結果的にとても使いやすく、この高さにして良かったと感じています。

夫172cm・妻162cm。
普段スリッパを履いてキッチンに立つことも多いですが、
高さ90cmはとても使いやすいです!
・扉カラー:セラミック グレーズグレー
・天板カラー:セラミック バサルトブラック

素材はセラミックタイプを採用しました。
セラミックトップは表面硬度が高く、金属などがこすれても傷がつきにくい素材です。
わが家でも1年半使用していますが、今のところ目立つ傷は見つかっていません。
以前、少量の果物をうっかり天板の上で切ってしまったこともありますが、衛生面や包丁を長く使うためにも、基本的にはまな板を使用しています。
なお、セラミック包丁の直接使用や、底面の粗い陶磁器を引きずることは、傷や刃欠けの原因になるため注意が必要です。
カラーは、もともと和モダンなリビングに合うように、ブラック寄りの色味にしたいと考えていました。
我が家はあえて、扉部分と天板部分で少し色味を変えています。
天板をより濃いブラックにすることで、キッチン全体がぐっと引き締まるようにしました。
実際に使ってみても違和感はなく、空間が引き締まって見えるところがとてもお気に入りです。
ただ、おそらく他の人から見ると、扉と天板の色味の違いはそこまで分からないかもしれません(笑)
完全に自己満の世界かもしれませんが、こういう細かいこだわりも、毎日使うキッチンだからこそ大事にしてよかったなと感じています。

リクシルのショールームはとても充実しているので、実物を見ながら決めるのがおすすめです!
・キッチン取っ手:ライン取っ手 ブラック

取手ひとつでもたくさんの種類がありました。
我が家はシンプルでなるべくスタイリッシュな取っ手を選択。
・カップボードまでの距離:約100cm

実際に使ってみると、この距離感はとても使いやすいです。
キッチン側とカップボード側、両方の引き出しを開けても干渉せず、食洗機の洗い物もぱっと片付けられます。
特に食洗機から食器を出して、すぐ後ろのカップボードにしまえる動線は本当に便利。

基本的に1人でキッチンに立つことが多いご家庭なら、通路幅100cmはとてもおすすめです。
・コンロ:ガスコンロ3口タイプ
・レンジフード:サイドマントルフード HVRタイプ
・コンロ前ガラス:ハイタイプ

最近はIHを選ぶ方も多いかもしれませんが、我が家はガスで料理をしたかったため、ガスコンロを選びました。
また、当時の見積もりではIHよりもガスコンロの方が少し価格を抑えられるようでした。
レンジフードは、掃除のしやすさを重視してお手入れが楽なタイプを選びました。
価格が上がるため少し迷いましたが、結果的にはこのタイプにして大正解。
賃貸時代に使っていた一般的なレンジフードと比べると、掃除の負担がかなり軽くなりました。

レンジフードは課金する価値あり!
掃除する場所がほとんどなくて、使ってみて本当にびっくりしました。
・食洗機:パナソニック フルオープンP食洗機 深型

食洗機は海外製を取り入れる方も多いと思いますが、我が家は特に強いこだわりがなかったため、標準仕様のパナソニックの食洗機を選びました。
ある程度は手洗いで済ませることも多く、食洗機は主に乾燥機能を使っています。
その使い方もあるかもしれませんが、今のところ特に不便さは感じていません。
・シンク:ステンレスシンク スキットシンク
・水栓:タッチレス水栓 スタンダードタイプ
・浄水:専用の浄水栓を別で設置

シンクは、一般的なステンレスシンクを選びました。
使っていくうちに多少の使用感は出てきますが、あまり気にせずガシガシ使えるので、日常使いにはとても使いやすいです。
水栓はタッチレスにしましたが、これは大正解でした。
食器を洗うときに何度も水を出したり止めたりするので、タッチレスでなかったらかなりストレスを感じていたと思います。
・前面収納:引き出し+開き扉タイプ

前面収納は、最初から付けると決めていました。
収納タイプはいくつかありましたが、我が家が選んだのは引き出しと開き戸の両方が付いているタイプです。
文房具や常備薬などの細々したものは引き出しに、A4サイズのノートや書類などは開き戸の方に収納できるので、とても使いやすいです。
リシェルSIの開き戸前面収納の記事はこちら▼

我が家がアイランドキッチンやⅡ型キッチンにしなかった理由
最近は、キッチンの両サイドを通れるアイランドキッチンや、コンロを壁側・シンクをリビング側に分けたⅡ型キッチンも人気だと思います。
見た目もおしゃれで憧れる部分はありましたが、我が家は最終的にペニンシュラ型のキッチンを選びました。
理由としては、まずアイランドキッチンに強い憧れがあったわけではなかったこと。
また、我が家の間取りではキッチン横から洗面・ランドリーなどの水回りへそのまま行ける動線を作りたかったため、アイランド型よりもペニンシュラ型の方が合っていました。
さらに、小さな子供がいるとキッチンへの侵入対策も気になるところ。
アイランドキッチンは左右どちらからも入れる分、ベビーゲートなどで封鎖しにくそうだと感じました。
我が家の場合は、料理中もリビングにいる家族と会話したり、子供の様子を見守ったりできる形にしたかったので、今の対面キッチンの形がちょうど良かったです。
テレビを見ながら料理できるのも、暮らしてみると地味に便利なポイントでした。
アイランドキッチンやⅡ型キッチンも素敵ですが、我が家は見た目の憧れよりも、家事動線や子供との暮らしやすさを優先してペニンシュラ型を選んで良かったと感じています。
現在のリシェルSIは天板が薄いタイプもありさらにスタイリッシュに
現在のリシェルSIは、天板が薄いタイプもあり、さらにスタイリッシュな印象になっています。
我が家が打ち合わせをしていた頃に、天板が薄い新しいタイプが登場することが分かり、営業さんに「新しいタイプは取り入れられませんか?」と聞いてみたこともありました。
ただ、我が家の場合はタイミングが少し間に合わず、採用はできませんでした。
とはいえ、新しいタイプになればその分お値段も上がっていたと思うので、結果的には今のタイプでも十分満足しています。
カップボードはLIXILのアレスタを採用
カップボードは、クリナップなど他メーカーの商品とも迷いましたが、最終的に採用したのは、LIXILの「アレスタ」です。
キッチン本体はリシェルSI、カップボードはアレスタと異なるシリーズですが、どちらもLIXILの商品。色や取っ手、天板の組み合わせを考えることで、違うシリーズでもまとまりのあるキッチン空間になりました。

キッチン本体が黒系でかっこいい雰囲気なので、カップボードは木目を入れて少し柔らかい印象に。
和モダンな我が家の雰囲気にも合っていて、とても気に入っています。
標準の天板は白色だったため、オプションで木目調に変更しました。
カップボード本体の木目とは少し異なりますが、実際に見ても違和感はなく、天板も木目調に変更して良かったと感じています。

背面の大谷石柄のクロスとも相性◎でお気に入り!
・カップボード取っ手:スリムハンドル取っ手 ブラック

ゴミ箱を置くスペースも確保しました。

幅は約71cm。
造作ではないため規定サイズでしたが、計画時に、SOLOWのゴミ箱45Lタイプ1個と35Lタイプ2個が収まることを確認していました。実際に置いてみると、予想どおりきれいに収まりました。
食器の収納量も十分あり、使い勝手にも満足しています。

ただ、たくさん入るからこそ中がごちゃつきやすい部分もあるので、SNSなどを参考にしながら、取り出しやすく戻しやすい収納を心がけています。
カップボード アレスタの収納記事はこちら▼

リシェルSIを選んで良かった理由
実際に1年半使ってみて、リシェルSIを選んで良かったと感じる理由はこちらです。
- セラミック天板が丈夫で傷がつきにくい
- 黒の天板が和モダンなLDKに合う
- 収納力がありキッチン周りがすっきりする
- アレスタのカップボードと組み合わせても統一感を出せた
- 毎日使うたびに見た目で気分が上がる
キッチンは家づくりの中でも費用が上がりやすい部分なので、どこまでお金をかけるか悩む場所だと思います。
我が家もかなり迷いましたが、キッチンは毎日使う場所。
お気に入りのキッチンにして本当に良かったと感じています。
1年半使って感じた気になる点
リシェルSIを採用して大きな後悔はありませんが、実際に1年半使ってみて、いくつか気になった点もあります。
- タッチレス水栓は水はねしやすい
- 通路幅100cmは、2人でキッチンに立つとやや狭く感じる
- カップボード下のゴミ箱はぴったりすぎて、蓋が閉まりにくいことがある
タッチレス水栓は水はねしやすい
タッチレス水栓は、手を触れずに水を出したり止めたりできるため、とても便利です。
ただ、わが家が採用した水栓は勢いよく水を出すと水はねしやすく、シンク周りまで濡れてしまうことがあります。普段は水量を少し抑えて使うことで対応しています。
便利さには満足していますが、水はねしやすさは実際に使って気になった点です。
通路幅100cmは2人だとやや狭く感じる
キッチンとカップボードの間は約100cmです。
1人で料理をするときは、食洗機から出した食器をすぐ後ろのカップボードへ収納でき、とても使いやすい距離だと感じています。
一方、2人でキッチンに立つと、すれ違うときにぶつかりそうになることもあります。夫婦で一緒に料理する機会が多い場合は、もう少し広めの通路幅も検討するとよいかもしれません。
ゴミ箱がぴったりすぎて蓋が閉まりにくいことがある
カップボード下の幅約71cmのスペースには、SOLOWの45Lタイプ1個と35Lタイプ2個を並べています。
3個がきれいに収まる一方で、本当にぴったりなため、位置が少しずれると蓋が閉まりにくいことがあります。
見た目や使い勝手には満足していますが、もう少し余裕があると、さらに使いやすかったかもしれません。
気になる点はあるものの、いずれも使い方を工夫すれば対応できる範囲です。セラミックトップの丈夫さや収納力、デザインを含めると、リシェルSIを採用したことに大きな後悔はありません。
まとめ:リシェルSIは見た目も使いやすさも大満足のキッチン
家づくり中、トクラス コラージア、キッチンハウス、グラフテクトなど、いろいろなキッチンと迷いました。
どのキッチンも魅力がありましたが、我が家にとってはリシェルSIのセラミック天板の丈夫さと、和モダンなLDKに合う見た目が大きな決め手になりました。
1年半使ってみても目立つ傷は気にならず、収納力も十分。
そして何より、毎日キッチンに立つたびに気分が上がるところが本当にお気に入りです。
お気に入りのキッチンだからこそ、自然と「きれいに使い続けたい」と思えるのも、採用して良かった理由のひとつです。
家づくりでは減額も大切ですが、毎日使う場所・目に入る場所にはしっかりお金をかけるのもありだと思います。
我が家にとって、リシェルSIはまさに「採用して大正解だったキッチン」でした。
これからキッチン選びをする方、リシェルSIで迷っている方の参考になれば嬉しいです。




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