トヨタホームで約30坪の平屋を建てたわが家。
限られた床面積の中でも十分な収納を確保するため、廊下とウォークインクローゼットを一体化した「廊下兼WIC」を採用しました。
廊下をただ通るだけの場所にせず、両側に衣類を収納できるようにしたことで、スペースを有効活用できています。
この記事では、
- 廊下兼WICの間取りと詳しいサイズ
- 可動棚・可動レールの使い方
- 実際に衣類を収納したときの通路幅
- 無印良品やニトリなどの収納グッズ
- 実際に暮らして感じた使い勝手
について、現在の収納写真と合わせて詳しく紹介します。
これからWICの間取りを考える方や、ウォークインクローゼットの収納方法に悩んでいる方の参考になればうれしいです。
廊下兼WICの間取りとサイズ
わが家の廊下兼WICは、ランドリールームと寝室などのプライベート空間をつなぐ場所にあります。
廊下の両側を収納として使い、中央を通路として確保した間取りです。

主なサイズは次のとおりです。
- 壁から壁までの幅:約165cm
- 左右の収納ケースの間:約80cm
- 左側の収納スペースの長さ:約160cm(扉部分を除く)
- 右側の収納スペースの長さ:約182cm
- ちょいかけバーの長さ:約70cm
収納ケースを置いて両側に洋服を掛けた状態でも、中央には約80cmの通路幅を確保できています。

実際に服や収納ケースを置いた状態の写真を見ると、サイズ感や通路の広さが分かりやすいと思います。
このWICは、基本的に夫婦2人分の衣類を収納する場所として使っています。
サイズアウトした子ども服も上段に保管していますが、子どもが普段着る服は、基本的に子ども部屋で管理する方針です。
必要な収納量は持っている服の量によって変わりますが、わが家では、夫婦2人分の衣類をまとめるのに十分な広さだと感じています。
独立したWICをつくるためのスペースを別に確保しなくても、廊下と収納を兼ねることで、限られた床面積を無駄なく使える間取りになりました。
廊下兼WICを採用した理由
30坪ほどのコンパクトな平屋では、収納を増やすほど居住スペースが小さくなりやすく、間取りのバランスに悩みました。
そこでわが家は、廊下の両側に収納を設け、通路とWICの役割を一つの空間にまとめることにしました。
廊下兼WICを採用してよかったと感じている点は、次のとおりです。
- 廊下を収納スペースとして活用できる
- ランドリールームから衣類を片付けやすい
- 通るついでに洋服や小物を出し入れできる
- LDKと寝室の間に収納空間を挟める
- 限られた面積でも収納量を確保できる
わが家では廊下兼WICを挟んで、リビングと寝室などのプライベート空間を分けています。
そのため、WICが生活音をやわらげる空間としても役立っていると感じます。
娘が赤ちゃんの頃から、寝室で過ごしていてもリビングの物音はそれほど気になりませんでした。
ランドリールームに隣接した家事動線
廊下兼WICのすぐ隣には、脱衣室兼ランドリールームがあります。
ランドリールームで洗濯物を干したあと、ハンガーに掛けた衣類は、そのまま隣のWICへ移動できます。
「洗う・干す・しまう」の移動距離が短いため、毎日の洗濯物を片付けやすい動線になりました。
ハンガーから衣類を外して畳み直す必要がないものは、そのままレールへ掛けて収納しています。
共働きを想定して家事時間を少しでも短くしたかったわが家にとって、満足度の高い間取りです。

可動棚と可動レールで高さを調整できる収納に
WICの収納には、可動棚と可動レールを組み合わせたハンギングシステムを採用しました。

棚板やハンガーレールは、収納するものに合わせて高さを変えられます。
暮らし始めてからでも調整できるため、衣類の量や家族構成が変わったときにも対応しやすいところがメリットです。
右側の一部は、ハンガーレールを上下2段に設置しています。
シャツやトップスなどの短い衣類であれば、上下2段を使って掛けられるため、限られたスペースでも収納量を増やせます。

衣類の丈に合わせてレールの位置を調整できるので、WICには可動式のレールを採用してよかったと感じています。
左側は上部にハンガーレールを設置し、その下に収納ケースを並べました。
上には掛ける衣類、下には畳んでしまう衣類を収納することで、縦の空間まで活用しています。

奥の「ちょいかけバー」|使ってみて感じたこと
WICのランドリールーム側には、70㎝の「ちょいかけバー」を設置しています。
この場所は、壁の裏側にキッチンの冷蔵庫置き場があり、壁が出っ張っている部分です。収納ケースなどを置くのは難しいため、壁面を活用できるように取り入れました。

当初は帽子などを掛けるつもりでしたが、実際に暮らしてみると、帽子は外出時に手に取りやすい玄関側に掛けることが多く、現在はドライフラワーを飾るディスプレイスペースになっています。
空いた壁を飾りに使えるところは気に入っています。
ただ、実際に暮らしてみると、わが家のWICは家の中央にあり、リビングなどからも行き来しやすいため、この壁をマグネットウォールにして、書類やお知らせを貼るスペースにしてもよかったかもしれないと感じています。
収納ケースは無印良品で統一
ハンガーレールの下には、無印良品のポリプロピレン収納ケースを置いています。

無印良品のポリプロピレン収納ケースはサイズ展開が豊富なので、収納するものや設置場所に合わせて組み合わせやすいところが魅力です。
わが家では、WICのサイズに合わせて奥行約44.5cmのタイプを使用しています。
上のレールにはシャツやトップスなどを掛け、下の収納ケースにはパンツ類や畳んでしまう衣類を収納しています。
棚や引き出しをすべて造作にすると費用がかさみますが、わが家のWICの棚板やハンガーレールは、すべて契約時の標準仕様の範囲で採用しました。
その下に無印良品などの市販の収納ケースを組み合わせることで、追加の造作費用を抑えながら、収納するものに合わせて使いやすく整えられました。
標準仕様の設備と、あとから配置を変えられる市販品を組み合わせたことは、費用と使い勝手の両面でよかったと感じています。
※標準仕様の内容は、契約時期やプランなどによって異なります。
また、同じシリーズで統一すると見た目がすっきりするだけでなく、引き出しを入れ替えるだけで収納場所を変更できるのも便利です。
家族の衣類や収納するものが変わったときにも、ケースごと移動させる必要がなく、中の引き出しだけを入れ替えられます。
余ったスペースには無印良品の小物収納ケース
収納ケースの横にできたスペースには、以前から持っていた無印良品のポリプロピレン小物収納ケースを置いています。

引き出しの大きさや段数を組み合わせられるため、書類や細かい小物など、ばらつきやすいものの収納に便利です。
大きな衣類収納ケースだけで埋めるのではなく、余った幅に合う収納用品を組み合わせることで、限られたスペースを無駄なく活用できました。
わが家のWICは基本的に洋服類の収納が中心ですが、こうした小物類を整理できる収納スペースも設けることで、衣類と一緒に使うアイテムをまとめて管理でき、使い勝手も良くなりました。
マフラー類はニトリの吊り下げ収納へ
マフラーなどの小物収納には、ニトリの「吊り下げ収納 クローゼット用」を使っています。

こういった吊り下げ収納も新しく棚を置く必要がなく、スペースを圧迫せずに収納場所を増やせるところが気に入っています。
わが家はWICだけではなく、玄関側の収納にも使用していますがとても使い勝手が良いです。
一つずつ分けて収納できるため、かさばりやすい小物もすっきり整理でき、どこに何があるか一目で分かります。
使いたいものをサッと取り出せるので、見た目だけでなく使い勝手の面でも取り入れて良かった収納アイテムです。
上段の棚には使用頻度の低いものを収納
WIC上段の棚には、使用頻度の低いものを中心に収納しています。
- アイロンなどの家事用品
- サイズアウトした子ども服
- 使用頻度の低いもの
を収納しています。

高い位置は手が届きにくいため、頻繁に出し入れしないものを中心に置いています。
子ども服は今後使う可能性があるものをまとめて収納し、必要なときに取り出せるようにしました。
上段収納には蓋付きの収納ボックスを使用
サイズアウトした子ども服などは、蓋付きの収納ボックスにまとめています。

以前スリーコインズで購入した透明な蓋付き収納ボックスは、奥行約45cmでWICの棚に収まりやすく、つくりもしっかりしているため、とても重宝しています。
残念ながら以前購入した商品で、現在は同じものを見つけられていませんが、その後、似たサイズの収納ボックスをSHEINでも購入しました。

どちらも使いやすいサイズ感ですが、生地の丈夫さや形の崩れにくさは、スリーコインズの方が優れていると感じています。
このくらいのサイズの収納ボックスは、サイズアウトした子ども服をサイズ別に分けて保管するのにも便利です。
また、布製なので軽く、高い位置に収納しても比較的出し入れしやすいところも気に入っています。
蓋付きならホコリも入りにくく、長期間保管したい衣類の収納にもぴったりです。
ネットショップでも似た形の収納ボックスが販売されているため、棚の幅・奥行・高さに合うものを選ぶのがおすすめです。
セリアのタグとピータッチのラベルで中身を分かりやすく
蓋付きの収納ケースは見た目がすっきりする一方で、外から中身が分かりにくくなります。
そのため、わが家では収納しているものの名前を付けたラベルを取り付けています。

タグはセリアで購入したものです。
シンプルなデザインで収納になじみやすく、紐で簡単に結び付けられるところも気に入っています。
ラベルの印刷には、スマホ対応のピータッチを使っています。
専用アプリから文字やデザインを選んで簡単にラベルを作れるため、WIC以外の収納でも活躍しています。

収納場所や中身が変わったときにも新しいラベルをすぐ作れるので、収納を分かりやすく整えたい家庭に一台あると便利なアイテムです。
衣替えをほとんどしなくてよい収納に
廊下兼WICを使うようになってから、わが家では大がかりな衣替えをほとんどしなくなりました。
よく着る衣類はハンガーに掛け、パンツ類やオフシーズンの衣類は下の収納ケースにしまっています。
季節が変わっても、その時期によく着る服を取り出しやすい位置に移動させる程度です。
ハンガーレール内で衣類の位置を入れ替えたり、収納ケースの引き出しの位置を入れ替えたりするだけなので、衣替えの手間がほとんどかかりません。
収納ケースを同じシリーズでそろえているため、わが家で使っている同じサイズのケース同士なら、引き出しを入れ替えられるのも便利なポイントです。
一年分の衣類を一つのWIC内で管理できるため、季節ごとに別の場所から衣類を出し入れする必要がなくなりました。
まとめ|廊下兼WICは限られたスペースを活用しやすい
わが家の廊下兼WICは、通路と収納を一つの空間にまとめた間取りです。
両側に衣類や収納ケースを置きながら、中央には約80cmの通路幅を確保しています。
実際に採用してよかったポイントは、次のとおりです。
- 廊下を収納スペースとして活用できる
- 可動棚と可動レールで高さを変更できる
- 掛ける収納と畳む収納をバランスよく組み合わせられる
- 無印良品の収納ケースで見た目を統一できる
- ランドリールームから衣類を片付けやすい
- 大がかりな衣替えがほとんど必要ない
無印良品やニトリなどの市販品を組み合わせることで、造作収納にかかる費用を抑えながら、使いやすい収納をつくれました。
廊下兼WICは、独立した大きなWICを設けるのが難しいコンパクトな平屋にも取り入れやすい間取りだと思います。
30坪前後の平屋で収納スペースや洗濯動線に悩んでいる方は、廊下を収納として活用する方法も検討してみてください。




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