トヨタホームで約30坪の平屋を建てた我が家。
我が家が採用したのは、鉄骨ユニット工法の「シンセ・ピアーナ」です。
家づくりを始めるまで、私は「ユニット工法」という言葉を聞いたことはあっても、どのような方法で家を建てるのか、なんとなくしか理解していませんでした。
実際に間取りの打ち合わせや上棟を経験してみると、工場生産ならではの安心感がある一方、間取りの調整に難しさを感じる場面もありました。
今回は、トヨタホームのシンセ・ピアーナで平屋を建てた我が家が、ユニット工法について実際に感じたメリット・デメリットをご紹介します。
我が家が採用した「シンセ・ピアーナ」とは?
シンセ・ピアーナは、トヨタホームの鉄骨ユニット工法を採用したシリーズです。

家の大部分を工場でつくり、完成した鉄骨ユニットを建築現場まで運んで組み立てます。
我が家も、工場でつくられた複数のユニットを現場で組み合わせ、約30坪の平屋が完成しました。
ユニットという大きな箱を組み合わせて家をつくるため、一般的な木造住宅とは、間取りの考え方や上棟の様子が少し異なります。
シンセ・ピアーナで感じたメリット・デメリット早見表
実際にトヨタホームのシンセ・ピアーナで平屋を建てた我が家が感じた、ユニット工法のメリット・デメリットをまとめました。
ユニット工法には、工場生産ならではの安心感がある一方で、間取りの自由度などに制限を感じる部分もあります。

では、ここからそれぞれのポイントを詳しく説明していきます。
実際に感じたユニット工法のメリット
工場生産で品質が安定しやすい
我が家がユニット工法に魅力を感じた理由のひとつが、家の大部分を工場で生産することでした。
屋外の建築現場とは異なり、管理された工場内でつくられるため、天候の影響を受けにくいのが特徴です。
職人さんによる仕上がりの差も抑えやすく、一定の品質を保ちやすいと説明を受けました。
また、日程が合えば、実際に自分たちの家のユニットが工場でつくられている様子を見学できるそうです。
残念ながら我が家は日程が合わず、直接見学することはできませんでした。
それでも、営業さんのご厚意で工場まで足を運び、実際に製造中の我が家の写真を撮ってきてくださいました。
家が少しずつ形になっていく様子を写真で確認できたことは、とても貴重な思い出です。
一生に一度になるかもしれない家づくりだからこそ、品質が安定しやすいことに加えて、自分たちの家がつくられる過程を確認できる点にも魅力を感じました。
箱を組み合わせる構造で耐震性にも安心感があった
ユニット工法では、強度のある鉄骨ユニットを組み合わせて家をつくります。
我が家は平屋を希望していましたが、建物の形だけでなく、構造や地震への強さもハウスメーカー選びで重視していました。
ユニット自体に強度があり、それを連結して建物をつくるという説明を聞き、耐震性への安心感を持てたこともトヨタホームを選んだ理由のひとつです。
工場生産によって価格とのバランスを取りやすかった
工場で規格化されたユニットを生産するため、品質を安定させながら、建築にかかる手間や期間を抑えやすいことも特徴です。
もちろん、選ぶ設備や間取りによって金額は変わりますが、我が家の場合は、希望していた鉄骨の平屋を予算内で実現できました。
ほかのハウスメーカーとも比較した結果、性能・品質・価格のバランスが自分たちに合っていると感じたのがトヨタホームでした。
自分たちの家が空を飛ぶ上棟は見応え十分
ユニット工法の上棟は、柱や梁を少しずつ組み立てていく一般的な上棟とは、少し雰囲気が異なります。
工場でつくられた大きなユニットがトラックで運ばれ、クレーンで吊り上げられながら、次々と設置されていきます。
実際の我が家の上棟の様子がこちらです。

昔ながらの「上棟式」という雰囲気はないですが、自分たちの家がクレーンで吊り上げられ、まるで空を飛ぶように運ばれていく光景は、想像以上に見応えがありました。
これまで図面で見ていた家が、目の前でどんどん形になっていく様子にはとても感動しましたし、今でも家づくりの中で特に印象に残っている一日です。
上棟日は、都合がつくのであればぜひお休みを取って見に行くことをおすすめします。
写真だけでなく動画も撮っておくと、ユニットが吊り上げられて設置される流れまで残せるので、あとから見返しても楽しめます。
何もなかった土地に、約半日で平屋がほぼ完成していく光景には本当に驚きました。
クレーンを操作する方、ユニットの位置を確認する方、固定作業をする方など、職人さんたちが声を掛け合いながら作業する姿は、まさにチームプレー。
テンポよく家が組み上がっていく様子は、ずっと見ていたくなるほど見応えがありました。
我が家にとっても、家づくりの大切な思い出のひとつになりました。
ユニット工法の上棟式の手土産はどうした?わが家が実際に用意したもの
ユニット工法の場合、「上棟式は必要なの?」「職人さんへの手土産は何を渡せばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
実は、私たちも職人さんへの手土産をどうするか、かなり悩みました。
我が家の場合はユニット工法ということもあり、昔ながらの正式な上棟式は行わず、当日は朝早くから運ばれてきたユニットを、次々と組み立てていく作業が始まりました。
そのため、よく聞く「上棟式で大工さんに渡す手土産」を、我が家の場合はどのように用意すればよいのか迷いました。
ネットで上棟式を調べてみると、お菓子や飲み物だけでよいという意見もあれば、金券やご祝儀を用意したという方もいて、本当にさまざま。
最終的にわが家は、真夏の暑い日の上棟だったこともあり、
- よく冷えたスポーツドリンクやお茶
- ゼリー飲料
- 個包装のお菓子
- 持ち帰っていただけるように日本酒
を人数分用意してお渡ししました。

暑い中での作業だったため、「冷たくて助かります!」と喜んでいただけて、私たちも安心したのを覚えています。
もちろん地域やハウスメーカーによって考え方は異なりますが、無理に高価なものを用意するよりも、職人さんがその場で食べたり飲んだりしやすいものを選ぶと喜ばれるのではないかと思います。
実際に感じたユニット工法のデメリット
間取りに制限がある
ユニット工法で最も難しいと感じたのは、間取りに一定の制限があることです。
基本的には、決められた大きさのユニットを組み合わせて家をつくります。
そのため、「この部屋をもう少しだけ広げたい」「ここを少しだけ狭くして収納を増やしたい」と思っても、簡単には変更できないことがありました。
木造住宅も検討していた我が家としては、間取りの自由度については、木造メーカーの方が高いと感じました。
数センチ単位の細かな調整が難しい
ユニット工法では、部屋の広さや壁の位置を数センチ単位で細かく調整するのが難しい場合があります。
我が家も間取りを考える中で、
「ここをあと少し広くできたらいいのに」
「収納の幅を少しだけ変えたい」
と思う場面がありました。
しかし、その部分だけを動かすと、隣の部屋やユニット全体にも影響が出てしまいます。
間取りを自由に描いていくというより、決められた箱を組み合わせながら、希望に近づけていくような感覚でした。
ただ、私たちはそれをパズルのようで面白いとも感じていました。
制限がある中で、生活動線や収納の配置を工夫し、最終的には自分たちらしい間取りに仕上げることができました。
シンセ・ピアーナで平屋を建てた我が家の感想
実際にシンセ・ピアーナで暮らしてみて、我が家はトヨタホームのユニット工法に満足しています。
間取りの打ち合わせでは、数センチ単位で調整できないことにもどかしさを感じました。
一方で、工場生産による品質の安定感や、鉄骨ユニットの構造に対する安心感は、我が家にとって大きなメリットでした。
間取りの自由度を最優先したい場合は、ユニット工法の制限を窮屈に感じるかもしれません。
しかし、品質や耐震性への安心感を重視し、その中で間取りを工夫したい方には、検討する価値のある工法だと思います。
まとめ|制限はあるものの安心感のある家づくりができた
トヨタホームのシンセ・ピアーナは、鉄骨ユニットを工場で生産し、建築現場で組み合わせてつくる住まいです。
実際に建てた我が家が感じたメリットは、次のとおりです。
- 工場生産で品質が安定しやすい
- 鉄骨ユニットの構造に耐震性への安心感がある
- 性能や品質と価格のバランスを取りやすかった
- 自分たちの家が空を飛ぶ上棟は見応えがある
一方で、間取りには一定の制限があり、木造住宅のように数センチ単位で調整するのが難しい場面もありました。
それでも、制限の中で工夫しながら完成した我が家には、とても満足しています。
これからトヨタホームで建築予定の方や、ユニット工法と木造住宅で迷っている方の参考になれば嬉しいです。



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