わが家で庭づくりを始めて、2年目の春を迎えました。
1年目は、庭の環境をまだよく分からないまま、気になる植物を植えては場所を変えることも多く、うまく育たなかった植物もありました。
特にわが家の庭は、暖地の南西向きで西日が強く、夏は高温になりやすい環境です。ロックガーデンには水はけの悪い場所もあり、植物にとって決して育てやすい条件ばかりではありません。
それでも、厳しい夏と冬を越して再び芽を出した宿根草や、昨年よりも株が大きく育った植物を見ると、少しずつわが家の庭に合う植物が分かってきたように感じます。
この記事では、庭づくり2年目の春のレイズドベッドと、夏・冬を越した宿根草の現在の様子をご紹介します。
わが家のお庭情報
まずは、植物を育てているわが家の庭の環境をまとめます。
- 暖地にある南西向きの庭
- 午後から西日が強く、夏は高温になりやすい
- 風が強く、土が乾燥しやすい日もある
- 防草シートの上に人工芝と砂利を施工
- 木製レイズドベッドを2台設置
- 木の根元に小さな植栽スペースとロックガーデンがある
- ロックガーデンの一部は粘土質で、水はけがあまりよくない
- モミジの根元は水分を取られやすく、乾燥しやすい
庭全体を花壇にするのではなく、レイズドベッド・ロックガーデン・木の根元に植える場所を絞ることで、コンパクトな庭でも季節の花や家庭菜園を楽しんでいます。
庭全体のつくりや、人工芝・砂利を採用した理由はこちらの記事にまとめています。

これまでの小さな庭づくり記録
わが家では、季節ごとの庭の変化をシリーズとして記録しています。


1年目の春夏に植えた植物が、その後の猛暑と冬をどのように越し、2年目の春にどんな姿になったのか。ここから現在の様子を詳しくご紹介します。
2年目の春を迎えたレイズドベッド
わが家では、幅80cm×奥行156cmの木製レイズドベッドを2台設置しています。

1台は季節の花を楽しむ花壇、もう1台は野菜を育てる家庭菜園として使い分けています。
設置から約1年半が経ちましたが、今のところ目立った劣化はありません。植える場所をレイズドベッドの中にまとめられるため、砂利を敷いた小さな庭でも、土の管理や季節ごとの植え替えがしやすいと感じています。
花のレイズドベッド|ビオラとチューリップが見頃に
花のレイズドベッドでは、昨年に続いてビオラとチューリップを育てています。

冬の間から長く楽しめるビオラに、春になってチューリップが加わり、レイズドベッド全体が一気に華やかになりました。
地植えできる場所が少ない庭でも、ひとつのレイズドベッドに季節の花をまとめることで、小さなお花畑のような景色を楽しめます。
家庭菜園のレイズドベッド|春野菜を栽培中
もう1台のレイズドベッドでは、ベビーリーフ・ほうれん草・ネギ・ラディッシュを育てています。

いずれも比較的短い期間で収穫しやすく、少量ずつ家庭菜園を楽しみたいわが家には取り入れやすい野菜でした。
採れたての葉物野菜を食卓に使えることも、レイズドベッドで家庭菜園を続ける楽しみのひとつです。
夏と冬を越した宿根草|2年目の春の様子
木の根元とロックガーデンには、毎年楽しめる宿根草や球根植物を中心に植えています。

昨年の夏は強い日差しと高温にさらされ、冬には地上部が枯れたように見える植物もありました。しかし、春になると新芽が伸びたり、再び花を咲かせたりする姿が少しずつ見られるようになりました。
現在の主な植物の様子は次のとおりです。

※ここで紹介する育ち方は、わが家の庭での一例です。同じ植物でも、地域・日当たり・水はけ・植え付け時期によって生育は異なります。
エリゲロン|冬を越して再びたくさんの小花が開花
エリゲロンは、白からピンクへと色が変化する小花がかわいらしい宿根草です。
暖地で南西向きの我が家の場合は、真夏は花数が少なくなりましたが、株自体は枯れずに夏を越しました。冬を越した2年目の春には、再び白とピンクの花をたくさん咲かせています。
こぼれ種でも増えやすく、ロックガーデンの隙間を自然に埋めてくれるため、わが家では土を隠すグランドカバーとしても役立っています。

マーガレット|株が大きく育ち蕾もたくさん
マーガレットは、冬を越して低木のようなしっかりとした株に育ちました。
撮影時はまだ開花前ですが、春本番に向けて蕾がたくさん付いています。花が咲く前から庭の中で存在感があり、開花すると春の植栽スペースを華やかにしてくれそうです。

オステオスペルマム|植え替えで弱った株にも蕾を確認
オステオスペルマムは、これまでに何度か植え替えた影響で、株を弱らせてしまいました。
2年目の春はまだ花数が少なめですが、根付いて蕾も付いています。植物を元気に育てるためには、環境だけでなく、植え替えの時期や回数にも注意が必要だと感じました。

クリスマスローズ|夏の移植で弱ったあとに回復
クリスマスローズは、暑い時期に移植したことで、一度は地上部が枯れてしまったような状態になりました。
しかし、根は生きていたようで、秋から少しずつ新芽が出て回復。2年目の春も葉を広げています。
今回は開花しませんでしたが、枯れたように見えてもすぐに抜かず、涼しくなるまで様子を見てよかった植物です。来年は花を見られることを期待しています。

ガウラ|春になり株元から新芽が成長
昨年の夏にも小さな花を咲かせてくれたガウラは、春になって再び成長を始めました。
冬は地上部が寂しくなりましたが、暖かくなるにつれて株元から新しい葉が伸びています。暑い時期にも比較的元気だったため、2年目は昨年より株が充実し、花数が増えてくれることを期待しています。

ベロニカ・オックスフォードブルー|3月下旬から開花
ベロニカ・オックスフォードブルーは、わが家の庭で最も早く春の訪れを感じさせてくれた宿根草です。
3月下旬から鮮やかなブルーの小花が咲き始め、地面を這うようにふんわりと広がりました。
夏の暑さにも比較的強く、冬を越して再び開花。背が高くなりすぎないため、ロックガーデンの縁や限られたスペースのグランドカバーにも取り入れやすいと感じています。

アジュガ・チョコレートチップ|冬越し後に青紫色の花が開花
アジュガ・チョコレートチップは、一般的なアジュガよりも葉が細く、背丈が低い品種です。
昨年の夏は大きな葉焼けもなく、冬も葉を残して越しました。春になると、落ち着いた色の葉の間から青紫色の花が伸びています。
直射日光が長時間当たらない場所に植えたことも、わが家の庭で夏を越せた理由のひとつかもしれません。

ムスカリ|水はけの悪いロックガーデンでも再び開花
ムスカリは、植えたままにしていた球根から春になると再び芽を出し、岩の隙間で青い花を咲かせました。
わが家では、ムスカリ・原種チューリップ・アガパンサスの球根を、ロックガーデンの狭い隙間に植えています。
ただ、この場所は粘土質で水はけが悪いうえ、日差しを受けた岩が熱を帯びやすく、植物にとってはやや厳しい環境です。
実際に、同じ場所に植えた原種チューリップとアガパンサスは、翌春に花を咲かせませんでした。そのような環境でも、ムスカリは植え替えることなく再び開花しました。
環境や球根の状態による違いもあると思いますが、わが家の庭では、ムスカリの丈夫さと育てやすさを実感しています。春になると岩の隙間から青い花が現れる姿も可愛らしく、植えっぱなしで楽しみやすい球根植物だと感じました。
今年の写真を撮りそびれてしまったのですが、こんな感じの青色のお花を咲かせてくれました。

フロックス・モントローザトリカラー|2年目の春に初開花
宿根フロックス・モントローザトリカラーは、昨年の夏に植え付けました。
暑さの厳しい時期の植え付けでしたが、夏と冬を越し、2年目の春に初めて花を咲かせてくれました。
白い斑が入った葉と、やさしいラベンダーブルーの花が魅力です。ただ、現在も株は小さめで、あまり大きく広がっていません。
ロックガーデンのグランドカバーとして育てていますが、水はけの悪さや夏の暑さなど、わが家の庭の環境があまり合っていない可能性も感じています。今後もすぐには植え替えず、成長の様子を見守る予定です。

サルビア・レプタンス|地上部を切り戻して新芽が成長
サルビア・レプタンス(コバルトセージ)は、昨年の秋に鮮やかな青い花を咲かせました。
背丈が高くなるため、花後は株元近くまで切り戻しています。冬の間は地上部がほとんどなくなりましたが、春になると株元からたくさんの新芽が出てきました。
春に咲く植物が多い中で、花が少なくなりやすい秋に開花するのが魅力です。今年も無事に育ち、秋の庭を彩ってくれることを楽しみにしています。

モミジの根元は乾燥対策をして再挑戦
モミジの根元は、1年目に特に苦戦した場所です。
枝葉で日陰になる一方、大きな木の根に水分を取られやすく、土が乾燥しやすいことが分かりました。植えた植物が夏の後半に枯れたり、ヒューケラの葉が傷んで株が小さくなったりしたこともあります。
そこで2年目は、土の表面にウッドチップを敷き、乾燥をやわらげることにしました。
現在は、昨年も花がきれいだったオレガノ・ケントビューティーに再挑戦しています。足元にはリュウノヒゲとヤブランも植え、モミジの雰囲気になじむ、管理しやすい植栽を目指しています。
ウッドチップで乾燥対策をしたモミジの根元

2年目の春に感じたこと
わが家の庭は南西向きで西日が強く、夏は猛暑になるため、植物にとってはかなり過酷な環境です。
そのような庭でも夏と冬を越し、2年目には株を大きくしながら元気に育っている植物は、暑さや環境の変化にかなり強いと感じました。
特に丈夫だと感じたのは、次の植物です。
- エリゲロン
- ベロニカ・オックスフォードブルー
- アジュガ・チョコレートチップ
- ガウラ
- サルビア・レプタンス
庭づくりを始めたばかりの頃は、私自身の知識もまだ浅く、植物が弱るとすぐに場所を移したり、暑い時期に植え替えたりしたこともありました。
植物そのものが庭の環境に合わなかっただけでなく、植え付けや植え替えの時期を間違えたことで、株を弱らせてしまったものもあったと思います。今後はそれぞれの植物に適した時期を確認し、できるだけ負担の少ない季節に植え付けや植え替えを行いたいです。
また、宿根草は冬になると地上部が枯れ、一見すると株全体が枯れてしまったように見えることがあります。しかし、根が生きていれば、春に再び新芽を出して復活する可能性があります。
実際にわが家でも、枯れたと思っていた植物が季節の変化とともに芽を出す姿を何度か見ることができました。見た目だけですぐに抜いてしまわず、適した季節まで様子を見ることも大切だと実感しています。
これからは花の色や見た目だけでなく、暑さ・日当たり・水はけなど、わが家の庭の環境に合うかどうかを意識しながら、長く楽しめる植物を少しずつ増やしていきたいと思います。
まとめ|庭づくり2年目は春の芽吹きも楽しみに
今回は、南西向きの小さな庭で迎えた、庭づくり2年目の春の様子をご紹介しました。
レイズドベッドでは、ビオラとチューリップの花壇、ベビーリーフやラディッシュなどの家庭菜園を楽しんでいます。
ロックガーデンでは、昨年の猛暑と冬を越した宿根草が再び成長し、エリゲロンやベロニカ、アジュガ、フロックスなどが春の花を咲かせました。
うまく育たなかった植物もありますが、季節をひと巡りしたことで、少しずつわが家の庭に合う植物が見えてきました。
これからも、夏の暑さや強い西日に耐えられる植物を中心に、季節ごとの庭の変化を記録していきたいと思います。




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