心地よい春も束の間、少しずつ初夏の気配を感じる季節になってきました。
今回は、入居して初めて迎えた春から初夏にかけての、わが家の庭づくりをご紹介します。
わが家は決して広い庭ではありませんが、木製のレイズドベッドで季節の花や野菜を育てたり、モミジの根元やロックガーデンに宿根草を植えたりしながら楽しんでいます。

庭づくりを始めたばかりの頃は、どの植物がわが家の庭に合うのか、まだよく分かっていませんでした。
実際に育ててみると、元気に成長した植物もあれば、夏の暑さや植えた場所の環境が合わず、枯れてしまった植物もあります。
この記事では、そんな試行錯誤も含めて、庭づくり1年目の春夏に咲いた花や家庭菜園、宿根草の成長の様子をまとめています。
わが家の庭の環境|南西向きで西日が強い暖地
まずは、わが家の庭の環境をご紹介します。
わが家の庭は、主に次のような特徴があります。
- 南西向きで日当たりがよい
- 午後からの西日が強い
- 暖地のため夏の暑さが厳しい
- ロックガーデンは水はけがあまりよくない
- モミジの根元はモミジに水分を取られやすい
家を建てた当初は、南西向きなら日当たりがよく、植物も育てやすいのではないかと思っていました。
しかし、実際には真夏の強い日差しや西日は、植物にとってかなり過酷な環境です。
また、ロックガーデンは見た目だけでは分からなかった水はけの悪さがあり、モミジの根元では、大きく育ったモミジに水分を取られてしまうことも分かりました。
庭づくり1年目は、いろいろな植物を実際に育てながら、わが家の庭に合う花を探している段階です。
さらに、宿根草や多年草を植え付けたのは1月頃でした。寒い時期で植物の動きが少なく、春を迎えるまでに十分に根を張れなかった可能性もあります。
そのため、今回ご紹介する植物の育ち方は、庭の日当たりや水はけだけでなく、植え付けた時期の影響もあったのではないかと感じています。
レイズドベッドで楽しむ春の花
わが家では、木製のレイズドベッドを2つ設置しています。
ひとつは季節の花を楽しむ花壇として、もうひとつは家庭菜園として活用しています。

春のレイズドベッドはビオラとチューリップ
春のレイズドベッドでは、ビオラとチューリップを育てました。

チューリップが咲き終わったあとも、ビオラはぐんぐんと成長。長い期間、たくさんの花を楽しませてくれました。
ビオラは寒い時期から春まで長く咲き続けるため、レイズドベッドのような少し広さのある花壇にも取り入れやすいと感じました。
また、水はけのよいレイズドベッドでは花の生育も旺盛で、ビオラもふんわりと大きく育ちました。春の庭を華やかにしてくれる育てやすい花なので、これからも色の組み合わせを変えながら、毎年取り入れたいと思っています。
夏のレイズドベッドはジニアとセンニチコウ
春の花が終わったあとは、レイズドベッドを夏仕様に植え替えました。
夏に向けて植えた花はこちらです。
- ジニア(百日草)
- センニチコウ

どちらも暑い季節にたくさんの花を楽しめるため、これから夏にかけて花盛りになるのが楽しみです。
植え替えをした5月上旬の時点でも、ビオラはまだたくさんの花を咲かせていました。
暖地でも5月上旬頃までは元気に育ち、気温や株の状態によっては、もう少し長く楽しめそうです。
今回は夏の花へ植え替えましたが、今後は開花状況や気温を確認しながら、ビオラを十分に楽しんでから春夏の花へ切り替えたいと思います。
レイズドベッドを活用した初心者の家庭菜園
もうひとつのレイズドベッドでは、家庭菜園を楽しんでいます。

家庭菜園にも、レイズドベッドはとても使いやすいと感じました。
水はけがよく、野菜ものびのびと育つため、家庭菜園を始めてみたい方にも取り入れやすい方法です。
実際に育ててみると想像していた以上に楽しく、野菜もぐんぐん成長。
次第にレイズドベッドの中だけでは収まらなくなり、わが家では鉢植えまで追加して楽しんでいます(笑)

※ピーマン・ナス・トマトは当初鉢植えで育てていましたが、十分なスペースを確保できなかったためか、思うように大きく育ちませんでした。そのため、途中からレイズドベッドへ植え替えることに。移植後は成長もよくなり、根を広く張る野菜には、ゆとりのある栽培スペースが大切だと感じました。
庭づくり1年目に育てた野菜はこちらです。
- レタス
- ベビーリーフ
- ブロッコリー
- スナップエンドウ
- 二十日大根
- トマト
- ナス
- ピーマン
- ネギ
ベビーリーフなど、一部の野菜は種から育てました。
初めての家庭菜園でしたが、想像していた以上にたくさん収穫できて感激しました。

種や苗は比較的手頃な価格で購入でき、その日に食べる分だけを摘んで調理できるため、新鮮さも格別です。
レイズドベッドは野菜のお世話や収穫がしやすい
レイズドベッドは地面よりも少し高い位置にあるため、野菜のお世話や収穫がしやすいと感じました。
土を入れる場所が区切られているので、小さな庭でも家庭菜園のスペースを確保しやすいこともメリットです。
お花だけでなく野菜づくりにも活用できるため、庭にレイズドベッドを取り入れてよかったと思っています。
家庭菜園初心者のわが家でも楽しめたので、庭や空いているスペースで野菜を育ててみたい方にもおすすめです。
ロックガーデンとモミジの根元の宿根草エリア
つづいては、ロックガーデンとモミジの根元で楽しむ宿根草・多年草エリア。
レイズドベッドのほかに、わが家ではロックガーデンとモミジの根元を、宿根草・多年草を楽しむ地植えエリアとして活用しています。
新しい土を入れられるレイズドベッドに比べ、地植えはもともとの土や日当たりなど、その場所の環境に左右されやすく、実際に育ててみて難しさを感じることもありました。
ロックガーデンは、石の間から植物が育つナチュラルな雰囲気がとても気に入っています。一方で、もともとの土が粘土質であることに加え、石の周りに湿気が残りやすく、思っていたよりも水はけがよくありません。夏は日差しで石が熱を持つため、土に水分が残った状態で温度が上がり、植物が蒸れやすい環境でもあります。
※1年目の写真を撮りそびれてしまったため、写真は庭づくり2年目の春の様子です。1年目よりも株が大きく成長し、ロックガーデンにも少しずつボリュームが出てきました。

モミジの根元は軒下にあり、日陰になる時間もあるため、初めは半日陰を好む植物に向いていると思っていました。しかし、午後には西日がしっかりと当たり、軒下のため雨もあまり入りません。さらに、大きく成長したモミジが土の水分を吸収するため、見た目以上に乾燥しやすい場所であることが分かりました。

このように、それぞれ異なる難しさがある地植えエリアですが、春になると宿根草や多年草が少しずつ葉を広げ、きれいな花を咲かせてくれました。
植え付けたのが1月頃と寒い時期だったこともあり、まだ株が小さく、成長がゆっくりな植物もあります。
ここからは、庭づくり1年目の春から夏にかけて楽しめた宿根草・多年草をご紹介します。
クリスマスローズ|2年目は株が大きく成長
春には、クリスマスローズがきれいな花を咲かせてくれました。

冬の間は大きな変化がなく心配していましたが、1年目でも春になるとしっかりと開花しました。
植え付けたのが1月頃だったため、まだ株はそれほど大きくありません。これから庭の環境に馴染み、少しずつ株が成長してくれることを期待しています。
エリゲロン|小さな花が次々に開花
エリゲロンは、小さな花を次々と咲かせてくれました。

写真は満開を少し過ぎた頃ですが、その少し前には、さらにたくさんの花が咲いていました。
小さな花が自然に広がる姿がかわいらしく、ロックガーデンのナチュラルな雰囲気にもよく合っています。
ティアレラ・スプリングシンフォニー|繊細な花が春に開花
ティアレラ・スプリングシンフォニーは、繊細な花姿がかわいらしく、春の庭を明るくしてくれました。

小さな花がふんわりと立ち上がる姿が印象的で、石の間から植物が育つロックガーデンの雰囲気にもよく合っています。
1月頃に植え付けたため、春の時点ではまだ株はそれほど大きくありませんでしたが、初夏になっても葉を残しながら育っていました。
今後も夏の暑さに気をつけながら、成長を見守りたいと思います。
ベロニカとアジュガも春に開花
写真を撮り忘れてしまいましたが、次の植物も春にきれいな花を咲かせてくれました。
- ベロニカ・オックスフォードブルー
- アジュガ・チョコレートチップ
どちらも青紫系の花がかわいらしく、ナチュラルな庭の雰囲気によく合っていました。
グラス・メリニス サバンナ|1年目は成長がゆっくり
楽しみにしていたグラス・メリニス サバンナですが、庭づくり1年目は少し元気がなく、なかなか大きくなりませんでした。

緑の葉が出てきていたため、まだ枯れてはいないと信じて、そのまま様子を見ることに。
緑の葉は出てきているため、枯れてはいないようです。そのまま様子を見ることにしました。
順調に育つと、初夏から秋にかけてピンク色の穂を付けるそうですが、残念ながら1年目は花を見ることができませんでした。
植え付けたのが1月頃だったことに加え、日陰になりやすく、水はけもあまりよくない場所です。植え付け時期と環境の両方が、成長に影響した可能性があります。
マーガレット|春にたくさん咲き秋にも開花
マーガレットは、春にたくさんの花を咲かせてくれました。

花がまとまって咲くと存在感があり、庭が一気に華やかになります。
植え付けて初めて迎えた春からたくさんの花を楽しめたため、庭づくり1年目の中でも特に印象に残った植物です。
オステオスペルマム|鮮やかな花で春の庭が華やかに
オステオスペルマムも、春にたくさんの花を咲かせてくれました。

写真を撮った頃には満開を少し過ぎていましたが、鮮やかな花が春の庭を明るくしてくれました。
一度植える場所を移したことで少し弱らせてしまったため、その後は場所を変えずに様子を見ています。
ヒューケラ・キャラメルと庭セキショウ|カラーリーフと小花を楽しむ
ヒューケラ・キャラメルは、モミジの根元に植え、庭セキショウと一緒にカラーリーフを楽しんでいました。

ヒューケラのやわらかなキャラメル色の葉はモミジとの相性がよく、株が広がることで根元の土を自然に隠してくれるところも気に入っています。
庭セキショウは、すっと伸びる細い葉と小さな花がかわいらしく、石の間から植物が育つロックガーデンの自然な雰囲気によく合っていました。
どちらも1月頃に植え付けたため、初夏の時点ではまだ株はそれほど大きくありませんが、少しずつ葉を広げながら元気に育っています。
これから庭の環境に馴染み、さらに株が大きくなってくれることを楽しみにしています。
庭づくり1年目で分かったこと
庭づくりを始めて分かったのは、同じ庭の中でも、場所によって植物の育ち方が大きく変わるということです。
わが家の庭には、西日が強く当たる場所、建物の陰になりやすい場所、水はけがあまりよくないロックガーデン、モミジに水分を取られやすい根元などがあります。
購入したときは元気だった植物でも、植えた場所の環境が合わず、夏に弱ってしまうことがありました。
また、今回は宿根草や多年草の多くを1月頃に植え付けました。寒い時期の植え付けだったため、十分に根を張る前に春や夏を迎え、成長がゆっくりになった植物もあったのではないかと感じています。
植物に合う日当たりや水はけを確認することはもちろん、植え付ける季節も大切です。一度植えた場所にこだわらず、植物の様子を見ながら鉢へ移したり、植える場所を変えたりする必要があると分かりました。
まとめ|わが家の庭に合う花や野菜を見つけていきたい
今回は、新居に引っ越して初めて迎えた春から夏にかけての庭づくりをご紹介しました。
わが家では、レイズドベッドで季節の花や家庭菜園を楽しみ、ロックガーデンやモミジの根元では宿根草・多年草を育てています。
小さな庭ですが、レイズドベッド、ロックガーデン、地植え、鉢植えを使い分けることで、さまざまな花や野菜を楽しめました。
一方で、南西向きで西日が強いことや、場所によって水はけや土の乾き方が異なることなど、実際に育ててみて初めて分かったこともたくさんあります。
また、宿根草類を1月頃に植え付けたため、十分に根を張れず、成長がゆっくりになった可能性もあります。次回からは、それぞれの植物に適した植え付け時期も確認しながら庭づくりを進めたいと思います。
これからも植物の成長を記録しながら、わが家の庭の環境に合う花や野菜を少しずつ見つけていきたいと思います。
庭づくり1年目、夏の終わりから秋にかけての様子は、こちらの記事でご紹介しています。




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