我が子も早いもので生後6か月を迎え、離乳食がスタートしました。
離乳食の作り方にはさまざまな方法があり、
「どんな調理方法がいいの?」
「できるだけ素材の味を生かして作ってあげたい」
「何種類かの野菜をまとめて調理したい」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
私も初めての育児で離乳食作りが始まったときは、毎日が手探りでした。
そこでわが家では、普段の料理にも使っているバーミキュラを使い、数種類の野菜をまとめて蒸し煮にしています。
ホーロー鍋と無水調理で知られているバーミキュラですが、実際に使ってみると、野菜をやわらかく仕上げたい初期離乳食とも相性のよい鍋でした。
今回は、バーミキュラ22cmを使った初期離乳食の作り方と、実際に使って分かったメリットや注意点をご紹介します。
わが家が使っているのはバーミキュラ22cm
わが家で使っているのは、22cmタイプのバーミキュラです。
離乳食初期だけを考えると少し大きめですが、
- 普段の料理にも使いたい
- 離乳食後期・完了期まで長く活用したい
- 大人の分も一緒に調理したい
と考えて、22cmを選びました。
実際に使ってみると、離乳食作りはもちろん、家族の食事作りにも使いやすく、このサイズを選んでよかったと感じています。
バーミキュラが離乳食作りに向いていると感じた理由
素材の味を引き出しやすい
バーミキュラの特徴は、水なし、または少ない水で食材を蒸し煮にできることです。
野菜が持つ水分を生かしながらゆっくり火を通すことで、素材本来の甘みやうま味を感じられる仕上がりになります。
実際に完成した野菜ペーストを味見してみると、調味料を使っていなくても、にんじんやかぼちゃ、さつまいもの甘みをしっかりと感じられました。
赤ちゃんが素材そのものの味に触れられるのが、うれしいところです。
少ない水で調理でき、煮汁も活用しやすい
一般的に、野菜をたっぷりのお湯で茹でると、水に溶けやすい栄養素の一部が茹で汁へ流れ出ることがあります。
バーミキュラなら少ない水で蒸し煮にできるため、野菜から出た水分や鍋に残った煮汁も、ペーストのかたさを調整するときに活用できます。
すべての栄養をそのまま残せるわけではありませんが、煮汁まで無駄なく使いやすいことも、離乳食作りに取り入れやすいと感じた理由のひとつです。
食材がやわらかく仕上がる
バーミキュラでゆっくり火を通すと、野菜がとてもやわらかく仕上がります。
にんじんやさつまいも、かぼちゃなども、十分に加熱するとスプーンでつぶせるほどのやわらかさになります。
初期離乳食では食材をなめらかなペースト状にする必要がありますが、やわらかく蒸した野菜はブレンダーでもつぶしやすく、下ごしらえがスムーズでした。

バーミキュラで作る初期離乳食|野菜ペーストの作り方
今回使用した食材はこちらです。
- にんじん
- かぼちゃ
- さつまいも
- ブロッコリーの穂先
※食材は、赤ちゃんの離乳食の進み具合や体調に合わせて取り入れてください。
作り方
- 野菜を洗い、皮や種などを取り除いて適当な大きさに切ります。
- バーミキュラに水100mlを入れ、その上にクッキングシートを敷きます。
通常の蒸し野菜では少量の水でも調理できますが、今回はペーストのかたさを調整する煮汁も残したかったため、水を多めに入れました。
- クッキングシートの上に野菜を並べます。
火が通りにくいにんじんやさつまいもなどの硬い食材は下に置き、ブロッコリーの穂先や葉物など、やわらかく火が通りやすいものは上に置きます。
- ふたをして弱火で10分、その後、極弱火で10分加熱します。
- 火を止め、そのまま5分ほど余熱で蒸らします。
- 食材の中まで十分にやわらかくなっていることを確認し、粗熱を取ります。
- ブレンダーなどを使い、食材ごとになめらかなペースト状にします。
にんじんやブロッコリーは、鍋に残った煮汁を少しずつ加えながら、赤ちゃんが食べやすいかたさに調整しました。
※食材の大きさや量、火力、鍋の状態によって加熱時間は異なります。赤ちゃんに与える前に、中まで十分に加熱されているか必ず確認してください。

複数の野菜をまとめて蒸すときのポイント
ばらけやすい食材はお茶パックに入れる
ブロッコリーの穂先や細かく切った葉物などは、そのまま鍋に入れるとほかの野菜と混ざったり、細かくばらけたりすることがあります。
そのため、わが家ではブロッコリーの穂先などをお茶パックに入れてから加熱しています。
食材ごとに分けて取り出しやすくなるため、複数の野菜を一度に調理するときに便利でした。
※使用するお茶パックは、加熱調理に対応しているか確認してください。
硬い食材を下、やわらかい食材を上に置く
何種類かの野菜を一緒に蒸すときは、鍋に入れる順番にも気をつけています。
にんじん、さつまいも、かぼちゃなど、火が通りにくい硬めの食材は下側へ。ブロッコリーの穂先や葉物など、火が通りやすいやわらかい食材は上側に置いています。
ただし、食材の大きさによって火の通り方が変わるため、加熱後はそれぞれ十分にやわらかくなっているか確認することが大切です。
作った離乳食は小分けにして冷凍保存
完成した野菜ペーストは、清潔な保存容器に1回分ずつ小分けして冷凍しました。
今回はバーミキュラで蒸した野菜のほかに、トマト、しらす、バナナのペーストも作りました。
わが家では、1週間分をまとめて作り置きし、冷凍した離乳食は1週間程度を目安に使い切っています。
食べるときは中心までしっかり再加熱し、赤ちゃんが口をつけた食べ残しは保存や再冷凍をせずに処分しています。
保存には、リッチェルの「わけわけフリージング」を使用しています。
凍ったペーストを1回分ずつ取り出しやすく、初期離乳食の作り置きに便利でした。
バーミキュラ22cmで一度に作れた量
22cmのバーミキュラは、初期離乳食だけを作る鍋としてはかなり大きめです。
赤ちゃんが初期に食べる量はまだ少ないため、離乳食用の野菜だけでは鍋に余裕がありました。
そこで、さつまいもやかぼちゃなどは赤ちゃんの分だけでなく、大人が食べる分も合わせて多めに調理しています。
赤ちゃん用に必要な量を取り分けたあとは、大人用の副菜やサラダなどに活用できるため、食材を無駄なく使いやすいのもよかったところです。
離乳食後期や完了期になって食べる量が増えてからも十分に使えるほか、普段の煮込み料理や蒸し料理にも活用できます。
離乳食のためだけに購入するというより、家族の料理にも長く使える鍋を探している方に取り入れやすいサイズだと感じました。
洗い物と調理時間はどのくらい?
バーミキュラでは、何種類かの野菜をひとつの鍋でまとめて蒸せるため、鍋をいくつも使う必要がありません。
野菜を切ったあとの包丁やまな板、バーミキュラ、ブレンダーなどは洗う必要がありますが、複数の野菜を別々の鍋で茹でるよりも、洗い物を少なくできました。
わが家の場合、野菜を切って加熱し、ペースト状にして保存容器へ詰めるところまで含めても、1時間かからない程度です。
加熱中は鍋につきっきりになる必要がないため、様子を確認しながら、キッチンの片づけなどほかの家事を進められるのも助かりました。
電子レンジ調理にも手軽さや加熱時間の短さという魅力がありますが、バーミキュラも、野菜を切ってまとめて鍋に入れ、火にかけるだけなので、想像していたより手軽でした。
※火を使用している間は完全にその場を離れず、必要に応じて火加減や鍋の状態を確認しています。
バーミキュラで離乳食を作って感じたメリット
実際にバーミキュラで初期離乳食を作って感じたメリットはこちらです。
- 複数の野菜を一度に調理できる
- 野菜がやわらかくなり、ペーストにしやすい
- 素材の甘みやうま味を感じやすい
- 鍋に残った煮汁もペースト作りに活用できる
- 大人の分も一緒に作れる
- 離乳食後期・完了期以降も長く使える
- 複数の鍋を使わないため、洗い物を減らしやすい
特に、数種類の野菜をまとめて調理し、1週間分を小分け冷凍できることが、わが家には合っていました。
実際に使って感じた注意点・デメリット
バーミキュラは、少量だけ作りたい離乳食初期には、22cmの鍋がやや大きく感じられることがあります。
また、電子レンジ調理に比べると加熱に時間がかかり、調理中は火加減や鍋の状態を確認する必要があります。
鋳物ホーロー鍋のため鍋本体にはしっかりとした重さがあり、軽い鍋を使いたい方には扱いにくく感じられるかもしれません。
そのため、毎食少量ずつ手早く作るというよりも、時間のある日に数種類の野菜をまとめて調理し、小分け冷凍する使い方が向いていると感じました。
バーミキュラでの離乳食作りが向いている人
実際に使ってみて、バーミキュラでの離乳食作りは次のような方に向いていると感じました。
- 数種類の野菜をまとめて調理したい人
- 1週間分の離乳食を作り置きしたい人
- 野菜の素材本来の味を生かしたい人
- 離乳食と大人の料理を一緒に作りたい人
- 離乳食完了後も長く使える鍋を探している人
- 煮込み料理や蒸し料理など、普段の料理も楽しみたい人
バーミキュラがあることで、離乳食だけでなく普段の料理の幅も広がりました。
そのため、料理が好きな方や、家族の食事作りにも長く使える鍋を探している方には、特におすすめです。
一方で、次のような方にはあまり向かない可能性があります。
- できるだけ軽い鍋を使いたい人
- 離乳食を毎回少量ずつ作りたい人
- 火を使わず、電子レンジだけで短時間に調理したい人
- 離乳食作り以外には鍋をあまり使わない人
電子レンジとバーミキュラにはそれぞれ違ったよさがあります。
時短を最優先するなら電子レンジが便利ですが、複数の野菜をまとめて調理したい場合や、大人の分も一緒に作りたい場合には、バーミキュラも使いやすい方法だと思います。
まとめ|バーミキュラは初期離乳食のまとめ作りにも活躍
バーミキュラを使うと、数種類の野菜をひとつの鍋でまとめてやわらかく調理できます。
野菜を切って鍋に入れ、火にかけるだけなので、実際に作ってみると思っていたよりも手軽でした。
初期離乳食だけを作るには22cmは大きめですが、大人の分も一緒に調理でき、離乳食後期・完了期や普段の料理にも長く活用できます。
最初は食べることに慣れず、少し嫌そうな顔をしていた我が子も、次第に食べる楽しさが分かってきたのか、たくさん食べてくれるようになりました。
「数種類の野菜をまとめて調理したい」「素材の味を生かした離乳食を作りたい」「離乳食が終わってからも使える鍋がほしい」
そんな方は、バーミキュラを使った離乳食作りを選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょうか。




コメント