4.5畳の子ども部屋で、1歳半の娘が使えるキッズルームづくりを進めています。
これまでのキッズルームづくりについては、こちらの記事でご紹介しています。

1歳半頃になると、自分から椅子に座ることが増え、シール貼りや粘土、お絵描きなどの製作遊びも少しずつ楽しめるようになってきました。
そこで、娘専用の机を用意したいと考えるように。
わが家には、SNSなどでもよく見かける、IKEAのトロファスト2台に天板を載せた収納兼デスクがあります。しかし、天板の高さは約53cm。1歳半の娘が使う机としてはまだ少し高く、そのままでは製作遊びがしにくい状態でした。
そこで、既存のデスク下にスライドレールを取り付け、1歳半の娘が使いやすい高さのキッズデスクを後付けしました。

使わないときは天板を奥へ収納でき、娘が成長したあとは引き出し収納として活用できる作りです。
この記事では、IKEAトロファストを机にする方法のひとつとして、スライドレールを使ったキッズデスクの後付けDIYをご紹介します。わが家が実際に使った材料やサイズ、取り付け方も詳しくまとめました。
4.5畳キッズルームにトロファストのデスクスペースをDIY
わが家のキッズルームは4.5畳です。

写真左のおままごとスペースには、IKEAのおままごとキッチン「DUKTIG」を置いています。北欧風のキッズルームになじむよう、こちらもDIYしています。
おままごとキッチンのDIY方法はこちらの記事でご紹介しています▼

デスクスペースには、おもちゃ収納として人気のIKEA「トロファスト」を使用しました。トロファストをデスクの両側に配置することで、おもちゃや製作用品の収納と机を兼ねられます。
現在はIKEAからも、トロファストのフレーム2台と天板を組み合わせた「トロファスト デスク 収納ボックス付き」が販売されています。
収納とデスクを兼ねられる便利な商品ですが、幅124cm・奥行き44cm・高さ53cmとサイズが決まっています。
わが家では、キッズルームのスペースに合わせて、トロファスト2台と自分たちで購入したパイン材の天板を組み合わせ、収納兼デスクをDIYしました。
パイン材は比較的手頃な価格だったため、トロファスト2台と天板を合わせた費用は、IKEAで販売されているトロファストデスクとほぼ変わりませんでした。
ただ、この状態では1歳半の娘が使う机としては少し高めだったため、低い位置に必要なときだけ引き出せるスライド式キッズデスクを追加することに。
部屋の広さや子どもの身長に合わせて、サイズを自由に決められることがDIYの一番のメリットだったと感じています。
IKEAトロファスト2台と天板で作った収納兼デスク
こちらが、キッズルームにもともと作っていた、IKEAのトロファスト2台と天板を組み合わせた収納兼デスクです。

特別な金具などは使用せず、トロファストの上に天板を載せたシンプルな作りです。
これまでは飾り棚として使ったり、天板の下に娘が入って秘密基地のように遊んだりと、デスク以外の用途でも活躍してきました。
部屋に合わせてぴったりのサイズにできたことに加え、4.5畳のコンパクトな子ども部屋でも、デスクとおもちゃ収納をひとつのスペースにまとめられるところが気に入っています。

トロファストの高さ53cmは1歳半にはまだ高い
一方、今回使用したIKEAトロファストは高さが約53cmあります。
現在のデスクスペースのサイズは、次のとおりです。

- デスク部分の幅:約95cm
- 奥行き:約45cm
- IKEAトロファストの高さ:約53cm
キッズチェアに座った娘が、既存の机を使おうとするとこのようになります。

高さ約53cmの机は、1歳半の娘が使うデスクとしてはまだ高く、そのままではお絵描きや製作遊びができません。
ちなみに、現在は別の場所で物置として使っている、パパDIYのコの字型デスクに座るとこのような感じです。

こちらの机は高さ約38cm。
1歳半の娘にちょうど良い高さです。
スライド式キッズデスクなら成長後は引き出し収納にできる
最初は、しばらく既製品の簡易的なキッズデスクを使うか、既存のデスクスペースの下に収納できる、コの字型のキッズデスクをもうひとつ作ることも考えました。
ただ、できるだけ家具を増やさず、作ったものを無駄なく長く使いたいところ。
そこで思いついたのが、既存のデスク下にスライド式の天板を取り付ける方法です。
スライド式のデスクなら、娘が小さいうちはキッズデスクとして使用できます。
成長して高さ53cmの机が使えるようになったあとは、スライド天板の上に文房具などを置き、引き出し収納として活用することもできます。

今だけではなく、将来の使い方まで考えてスライド式のデスクを作ることにしました。
スライド式キッズデスクDIYで用意した材料

今回用意した材料はこちらです。
- スライドレール
- デスク用の板
- ネジ2種類(16mm・20mm)
- 丸落とし
- 木の端材(丸落としを取り付ける土台として使用)
ホームセンターで購入し、材料費はすべて合わせて約4,000円でした。
木の端材のみ、家に余っていたものを使用しています。材料写真には写っていませんが、丸落としを取り付ける位置に合わせて、小さくカットした木片を用意しました。
スライドレールは長さ35cm・耐荷重20kgの3段式
取り付けるスペースの奥行きは約45cmです。その内側に収まるよう、約10cmの余裕をもたせて長さ35cmのスライドレールを選びました。
今回使用したものは、3段式で開口部を広くとれるタイプです。
有効引き出し寸法は約33.8cmあり、天板を手前までしっかり引き出せるため、デスクとして使いやすくなっています。

子どもが机に手をついたり、体重をかけたりする可能性もあります。そのため、スライドレールを選ぶ際は、長さや開き方だけでなく、耐荷重もしっかり確認することが大切です。
デスク用の板は厚さ18mm・幅91cm
今回使用した板のサイズは、次のとおりです。

- 幅:約91cm
- 奥行き:約40cm
- 厚さ:約18mm
既存のデスクスペースの内側は、幅約95cmです。
95cm幅の板ではスライドレールを取り付ける余裕がないため、左右のレールの厚みを差し引き、幅約91cmの板を選びました。
板の幅を決めるときは、設置するスペースの内寸だけでなく、左右に取り付けるスライドレールの厚みも考慮することが大切です。
ホームセンターでは、数十円程度で板を希望のサイズにカットしてもらうこともできます。
今回は、ほぼぴったりの大きさの既製品があったため、カットせずにそのまま使用しました。
わが家のDIYでは、基本的にパイン材を使っています。
塗装することもありますが、今回はIKEAトロファストの無垢材の雰囲気に合わせ、あえて塗装せずナチュラルな木の色のまま使用しました。
ネジは板の厚みに合わせて2種類用意
ネジは、長さの異なる2種類を用意しました。

- トロファスト側:16mm
- デスク天板側:20mm
取り付ける板よりも長いネジを使うと、反対側に突き抜けてしまう可能性があります。
※実際にトロファスト側へ20mmのネジを使用したところ、板を突き抜けてしまいました。トロファスト側に取り付けるネジは、板の厚みを必ず確認して選ぶことをおすすめします。
ネジを購入するときは、取り付ける家具や板の厚みを確認してから選びましょう。
スライドデスクの固定には丸落としを使用
今回使用したスライドレールには、デスクを引き出した位置で固定するロック機能がありません。
そのままでは、子どもが天板に手をついたり奥へ押したりしたときに、スライドデスクが元の位置へ戻ってしまう可能性があります。
そこで、引き出したデスクを固定するために、小型の丸落としを取り付けました。

なお、丸落としには軸を差し込むための受け金具も付属していましたが、今回は使用していません。
丸落とし本体のみを取り付け、下げた軸そのものがスライドデスクの動きを止めるストッパーになるようにしています。デスクを収納するときは、丸落としの軸を上げて固定を解除し、天板を奥へスライドさせます。
また、丸落としを取り付ける土台として、家に余っていた小さな木の端材も使用しました。端材は材料写真には写っていませんが、丸落としの取り付け位置に合わせてカットしています。
IKEAトロファストにスライド式デスクを取り付ける方法
ここからは、スライド式キッズデスクを取り付けた手順をご紹介します。
①デスクを取り付ける高さを決める
まずは、スライドレールを取り付ける高さを決めます。

今回は、
- 現在1歳半の娘が使いやすいこと
- 将来は引き出し収納として使いやすいこと
- キッズチェアと組み合わせたときに窮屈にならないこと
を考えて、床から約40cmの高さに取り付けることにしました。
取り付け位置が左右でずれると、スライドレールがスムーズに動かなくなる可能性があります。
メジャーで高さを測り、左右のトロファストに取り付け位置の線を引いておきます。
②両側のトロファストにスライドレールを取り付ける

印をつけた高さに合わせて、両側のトロファストにスライドレールを取り付けます。
トロファスト本体の板をネジが突き抜けないように、こちらには長さ16mmの短いネジを使用しました。
左右のレールが同じ高さになるように確認しながら、しっかり固定します。
③デスク用の板にスライドレールを取り付ける

次に、デスク部分になる板にもスライドレールを取り付けます。
こちらはしっかり固定できるように、長さ20mmのネジを使用しました。
取り付けている途中で、板の厚みよりもレールがほんの少しだけはみ出してしまうことが判明!
購入前にレールの外寸を確認したかったのですが、商品ページには取り付け部分の細かな幅が記載されていませんでした。
使用するレールによっては、今回使った18mmよりも、少し厚みのある板を選んだほうがきれいに収まる可能性があります。
今回はごくわずかなはみ出しで、使用上の問題もなさそうだったため、そのまま取り付けました。
④レールにデスク用の板を取り付ける
左右のスライドレールにデスク用の板を取り付けます。
板を差し込み、スムーズに引き出せることを確認したら、スライド式デスクの形はほぼ完成です。

既存のデスクの下にすっきりと収まり、見た目もとてもよい感じに仕上がりました。
使わないときに天板を奥へ収納できるため、4.5畳の子ども部屋でも圧迫感が出にくいのがうれしいポイントです。
⑤板の角をやすりで丸くする
最後に、娘が安全に使えるよう、板の角や縁をやすりで削ります。

子どもが使う机なので、尖った角を残したままにするのは心配です。
パパが時間をかけて丁寧にやすりをかけてくれたことで、角にきれいな丸みがつき、手で触っても安心な仕上がりになりました。
木材のささくれが残っていないかも、全体を触りながら確認しました。
⑥丸落としを取り付けてデスクを固定する
本来は、引き出した位置で固定できるロック機能付きのスライドレールを使用したかったのですが、今回の取り付けスペースに合うコンパクトな商品がなかなか見つかりませんでした。
そこで、ロック機能のないスライドレールを使用し、デスクが奥へ戻らないように丸落としを後付けして固定する方法を選びました。

ロック機能のないスライドレールを、丸落としで固定しています
まず、デスクを限界まで手前に引き出し、丸落としを下げたときにデスクを固定できる位置を確認します。
今回は、丸落としに付属していた受け金具は使用していません。丸落としの軸を下げたときに、その軸自体がスライドデスクの動きを止めるストッパーになるように取り付けています。
取り付けには、家に余っていた木片を使用しました。トロファストの内側に丸落としを直接取り付けるだけでは、軸がデスクを固定する位置まで届かなかったため、丸落としがスライドレールより内側へ出る厚みの木片を土台にしています。
取り付け手順は次のとおりです。
- 木片に丸落としをネジで固定する
- デスクを限界まで引き出し、丸落としの軸で固定できる位置を確認する
- 木片の裏側に木工用ボンドを塗る
- 丸落としを取り付けた木片を、トロファストの内側に貼り付ける
- ボンドが完全に乾いてから、丸落としが正しく動くか確認する
丸落としを下げると、引き出したデスクが奥へ戻らないように固定できます。デスクを収納するときは、丸落としを上げて固定を解除してから、天板を奥へスライドさせます。
わが家では木片を木工用ボンドで固定しました。子どもが使用する場所のため、ボンドが完全に乾いてから使い始め、使用中も木片やネジに緩みがないか定期的に確認しています。
スライド式キッズデスクが完成

IKEAトロファストのデスクスペースに、スライド式キッズデスクが完成しました。
最後に、上に載せていた既存の天板も動かないよう、L字金具でトロファストに固定しました。
椅子との高さのバランスもよく、お絵描きやシール貼りなどをするのにちょうどよさそうです。
スライドデスクをしまった時はこんな感じ。

スライド式のデスクは、製作途中のものをそのまま一時的に片付けられるのも便利なポイントです。
使い終わったあとに天板ごと奥へ戻せるため、机の上を毎回片付けなくても、部屋をすっきり見せられます。
さらに、娘が成長して上のデスクを使うようになったあとは、文房具や製作グッズを収納する引き出しとしても活用できそうです。
娘が実際にキッズチェアに座っている様子はこちらです。

とても良い感じ!
自分専用の椅子と机がそろい、娘もとてもうれしそう。
これから、この場所でいろいろな製作遊びを楽しんでくれたらいいなと思います。
※DIYしたデスクは、取り付ける家具や木材、スライドレールの種類によって強度が異なります。使用前にネジの緩みや天板のぐらつきがないか確認し、小さな子どもが使う際は、机に乗ったりぶら下がったりしないよう大人が見守っています。
DIYキッズデスクに合わせて選んだ椅子
ちなみに、完成したスライド式キッズデスクには、座面の高さを4段階に変えられ、奥行きも調整できるキッズチェアを合わせています。
子どもの成長に合わせて調整できるだけでなく、わが家のようなDIYでつくった机にも高さを合わせやすいことが選ぶ決め手です。
ナチュラルで優しい色合いは、わが家の北欧風キッズルームにもよくなじみ、IKEAトロファストの木の雰囲気とも合っています。デスクとセットの販売もありますが、我が家は椅子のみ、カラーはアイボリーを選んでいます。
実際に届いた椅子は想像していた以上にしっかりとしたつくりで、適度な重みもあります。子どもが引っ張ってもすぐには倒れにくく、長く使えそうな安定感がありました。

現在は、後付けした低いスライド式デスクと組み合わせて使用しています。
一方、トロファストの上に天板を載せた高さ約53cmのデスクには、今の椅子では座面が少し低めです。娘が成長して上のデスクを使うようになったら、その高さに合う、もう少し座面の高い椅子を用意する予定です。
まとめ|トロファストにスライド式キッズデスクを後付け
今回は、IKEAトロファストを使った既存のデスクスペースに、スライド式のキッズデスクを後付けしました。
スライドレールと板を取り付けることで、1歳半の娘でも使いやすい高さのデスクを作ることができました。
スライド式にしたことで、
- 使わないときは既存の机の下に収納できる
- 4.5畳の子ども部屋を広く使える
- 娘が小さいうちはキッズデスクとして使える
- 成長後は引き出し収納として活用できる
という、わが家にぴったりのデスクスペースになりました👏
取り付けスペースに合うコンパクトなロック機能付きレールが見つからなかったため、今回は丸落としを後付けしました。現在は、デスクを引き出した位置で固定して使用しています。
限られた子ども部屋のスペースを無駄なく使いたい方や、IKEAトロファストを使ってキッズデスクを作りたい方の参考になればうれしいです。
IKEAのトロファストを使ったキッズデスクと、おもちゃや粘土などの製作用品収納についてご紹介しています。

わが家の子ども部屋を含めた、約30坪の平屋の間取り・収納・内装については、こちらにまとめています。





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